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NUAGES (Django Reinhardt)

フランス語歌詞（DeepL 訳)

[ルフラン（繰り返し句）]
ゆっくりとした夕暮れ
列車は発車する
ホームで彼女のハンカチが
もう逃げていく
鏡の中の夢
彼女の家の灰色の壁
長くなる日の下
水平線に消えていく
通り過ぎるとき
悲しい別れを
愛したものすべてに
列車が
煙の流れの中で
永遠に消えていく

[クープレ（詩節)]
熱でいっぱいの心で
ある日、私は愛を見つけると思った
美しい夢を見る
しかし嵐は幸せを奪い去る
美しい小説は終わりを告げる
そして、あなたの心を掴んで

[ルフラン]

英語版歌詞（聞き取りを元に訳）

二人が別れを告げ
　『もうお終い』という時、
雲が空を覆い
　太陽を隠す。

彼は去り行く列車に乗った
　二人はもう会うことはないと知っている。
見つめるのは彼女が振るハンカチーフ、
　まるで小さな白い雲のような。

列車は速度を落とすのだろうか
　川のように流れる涙のために。
二人の視界が
　蒸気の雲で消えるとともに、

彼女はたたずみため息をもらし
　落ち行く夕陽を見つめ
彼女は憂う、
　再び太陽が見られるのかと。



（仏歌詞は 歌詞紹介のページ を参考にした。英歌詞はスザンヌ・マコークル歌唱聞き取りによる）

※　アメリカ以外で初のオリジナリティを持ったジャズ演奏を確立した人と言える、ジプシー・ギター奏者ジャンゴ・ラインハルトによる哀愁感ただよう 1939年の作品。彼は何度かこの録音をしているが、ジャンゴ系のギター奏者による演奏（ビレリー・ラグレーン、ブールー＆エリオス・フェレ、ラファエル・ファイル、ローゼンバーグ・トリオなど）や、ジャズ演奏（アル・ヘイグ、チャーリー・ヘイデン、ジョー・パス）などでも知られており、JazzStandards.com のランクでは 504位につけている。

フランス語歌詞が付けられたのが 1942年で、Lucienne Delyle リュシエンヌ・ドリールが最初に歌ったといわれる（彼女は昔ながらのシャンソン形式、ルフラン～クープレ（詩節）～ルフランで歌っている）

スザンナ・マコークルは1999年の録音で、フランス語歌詞で歌った後に彼女が書いたと思われる英歌詞で歌い再びフランス語歌詞で歌っている。彼女の歌詞はほぼ仏語を英歌詞に訳したもののようだ。後にコニー・エヴィンソンは仏語～英語で歌っている。（SecondHandSongs によるパフォーマー・リスト参照）

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参考に Nuages (ニュアージュ) 各種歌詞の紹介ページは以下のとおり
　1. Nuages （仏歌詞：ジャック・ラルー、英歌詞：スザンナ・マコークル）
　2. It's the Bluest Kind of Blues （スペンサー・ウィリアムズ＆ジョン・ターナー作詞）
　3. Clouds (ジョン・ヘンドリックス作詞）
　4. All For You （トニー・ベネット作詞）

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作詞（仏）： ジャック・ラルー Jacque Larue (1942)
作詞（英）： スザンナ・マコークル Susannna McCorkle (1999)
作曲： ジャンゴ・ラインハルト Django Reinhardt (1939)

YouTube
■　Lucienne Delyle リュシエンヌ・ドリール ： このフランス語歌詞を最初に録音したといわれる
■　Lo Polidoro ロー・ポリドーロ
■　ローラ・フィジィ
■　スージー・アリオリ
■　スザンナ・マコークル
■　コニー・エヴィンソン

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2018/05/30 訳
2024/04/25 Nuages-各種歌詞紹介 から移行、改訂

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