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ME, MYSELF AND I
(ARE ALL IN LOVE WITH YOU)

自分と自分自身、そして私の３人
みんなあなたに恋している。
３人全員が考えているのはあなたが素晴らしいということ、
私たちそう思ってるの。

自分と自分自身、そして私の３人
みんな一つの意見を持っている、
私たちは納得している
あなた以外の人はいないはず。
否定しようがないの、ねえ
あなたは私たちに太陽を運んでくれた。
私たちは満足しなけりゃ、
もしかして、あなたは私たちの仲間になってくれたら。

だからもしあなたが私を無視して通り過ぎたら
３人の心は二つに裂けてしまうでしょう。
だって自分と自分自身それに私の３人
みんなあなたに恋しているの。


（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）

※　1937年に発表されたティン・パン・アリー歌謡曲で、当時ベニー・グッドマン、ボブ・ハワード、ディック・ジャーゲンスなどの楽団が手掛けたが、ビリー・ホリディが歌ったことで消え去ることがなかった歌の一つ。
他に、レスター・ヤング、マーサ・ティルトン、ルビー・ブラフ、テリー・ブレインも録音したが、トニー・ベネットは 1997年にビリー・ホリディへのトリビュート・アルバム On Holiday で歌っている。

マーサ・ティルトンやディック・ジャーゲンズ楽団の歌を聞くと、出だしの Me, myself and I ではじまるメロディーはビリー・ホリディのものと異なっている。1930年代のビリー・ホリディによくあることだが、多分彼女はメロディをはじめから崩して歌っているのだろう。トニー・ベネットはビリーに敬意を表してか、彼女の歌い方で歌っている。


この歌は I Love You と歌っているだけなのだが、I を強調するために Me と Myself を付けている。似たようなレトリック、発想の歌として次のような歌もある

Lonelyville
　　孤独村の住人は３人、自分と自分自身と私だけ。

We Three
　　僕たち３人、誰もが孤独で思い出に生きている、
　　僕のこだまと、僕の影と、そして僕自身

Me and My Shadow
　　ただ僕と僕の影だけ、まったくの二人ぼっちで沈んだ気分

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作詞： アラン・ロバーツ、アルヴィン・カウフマン Allan Roberts, Alvin S. Kaufman
作曲： アーヴィング・ゴードン Irving Gordon (1937)

YouTube
■　ビリー・ホリディ
■　トニー・ベネット
■　マーサ・ティルトン
■　ディック・ジャーゲンス楽団（歌：エディ・ハワード）

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2022/02/15 訳

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