THAT CERTAIN FEELING


ガーシュウィン兄弟のミュージカル Tip-Toes (1925)

[Verse 1]
Steve:
 Knew it from the start —
 Love would play a part.
 Felt that feeling come a-stealing
 In my lonsome heart.
Tip-Toes:
 It would be ideal
 If that's the way you feel.
 But tell me, is it really real?
Steve:
 You gave me

[Refrain 1]
 That certain feeling —
 The first time I met you.
 I hit the ceiling;
 I could not forget you.

 You were completely sweet;
 Oh, what could I do?
 I wanted phrases
 To sing you praises.

 That certain feeling —
 The one that they all love —
 No use concealing,
 I've got what they call love.

 Now we're together,
 Let's find out whether
 You're feeling that feeling too.

[Verse 2]
Tip-Toes:
 I have symptoms too,
 Just the same as you.
 When they centered, when they entered
 In my heart, I knew.
 Brighter the day
 Since you've come my way.
 Believe it when you hear me say:
 You gave me

[Refrain 2]
 That certain feeling —
 The first time I met you.
 I hit the ceiling;
 I could not forget you.

 I felt it happen
 Just as you came in view.
 Grew sort of dizzy;
 Thought, "Gee, who is he?"

 That certain feeling —
 I'm here to confess, it
 Is so appealing
 No words can express it.

 I cannot hide it.
 I must confide it:
 I'm feeling that feeling too.


[ヴァース1]
スティーヴ:
 始めから分かっていたんだ...
 愛が一役買うだろうって。
 感じたあの感じが忍び込んできたのさ
 僕の寂しい心の中に。
ティップ・トゥズ:
 理想的なことに違いないわ
 あなたが感じたのがそれだったら。
 でも教えて、それは本当に本当のことなの?
スティーヴ:
 君は僕にくれたのは

[リフレイン1]
 あの確かな感じだよ...
 はじめて君に会った時。
 僕は頭に血が昇ってしまって、
 君を忘れられなくなったのさ。

 君は完ぺきなくらい素敵で、
 ああ、何が出来たというんだ?
 僕はフレイズが欲しかったよ、
 君を称賛する歌を歌うために。

 あの確かな感じだよ...
 みんなが愛しているときに感じるあれさ...
 隠しても意味ないこと、
 みんなが愛と言っているあれを感じたのさ。

 僕らは一緒さ、
 どうなのか見つけようじゃないか
 君もあの感じを感じているかどうかを。

[ヴァース2]
ティップ・トゥズ
 私もその兆候が見られたわ、
 あなたと全く同じことが。
 兆候が集まって、兆候が入って来たの
 私の心の中に、分かったわ。
 日はより明るくなったの
 あなたが私の前に現れてから。
 私のいうことを信じて...
 あなたが私にくれたのは

[リフレイン2]
 あの確かな感じよ...
 はじめてあなたに会った時。
 私は頭に血が昇ってしまって、
 あなたを忘れられなくなったの。

 私はそれが起きたと感じたの
 まさにあなたが私の目の前に現れてから、
 なにかもやっとしたした感じが芽生えて
 思ったのは、『ああ、あの彼は誰かしら?』って。

 あの確かな感じよ...
 ここで白状するわ、
 とても訴えかけてくるもの
 言葉では表現できない感じよ。

 隠しようもないわ、
 秘密を打ち明けなきゃ、
 私もあの感じを感じているの。


(原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に)


※ Lady, Be Good (1924) に続くガーシュイン兄弟のジャズ感覚のミュージカル Tip-Toes (1925) で紹介された歌。このミュージカルからは以前訳した Sweet and Low-Down Looking for a Boy なども生まれた。
舞台ではタップ・ダンサー "ティップ・トゥズ" ケイ役のクイーニー・スミスと接着剤工場を経営する富豪スティーヴ・バートン役のアレン・キーアンズによって歌われたデュエット・ナンバー。
後にボブ・ホープ主演の曲映画 That Certain Feeling (1952) ではパール・ベイリーが歌った。

歌っているのは、エラ・フィッツジェラルド、クリス・コナー(いずれもガーシュイン・ソング・ブックのアルバム)、ミッツィ・ゲイナー(アイラ・ガーシュイン歌詞集)、バーバラ・リー、レイトン&ジョンストン、パール・ベイリー などがいる。




作詞: アイラ・ガーシュイン Ira Gershwin
作曲: ジョージ・ガーシュイン George Gershwin
出典: ミュージカル Tip-Toes (1925)

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■ 
エラ・フィッツジェラルド
■ レイトン&ジョンソン : レイトンは After You've Gone を書いたターナー・レイトンその人
■ クリス・コナー
■ バーバラ・リー


2021/10/15 訳


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