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I FEEL AT HOME WITH YOU
イヴリン役のヴェラ＝エレンとガラハッド役のチェスター・ストラットン(1943 再演版）
[Verse 1]
GALAHAD:
This used to be a grumpy,
Crabbed old lad—
Look at your beamish boy now.
This used to be so jumpy (grumpy),
Silly and sad—
What is simply joy now
Life was a canyon
Too dark to view,
Til a companion
Was found like you.
[Refrain 1]
I feel at home with you.
You always fit on
The knee that you sit on,
That's why I feel at home with you.
I like to roam with you.
Each place that we go,
You flatter my ego.
That's why I feel at home with you.
I've a sensible,
Comprehensible,
Great respect for you.
There's a dash in it
Of a passionate,
Tender feeling, too.
You are a part of me,
Something that's giving me
Reason for living—
That's why I feel at home with you.
[ヴァース１]
ガラハッド卿：
こいつはかってのイライラして、
不機嫌の年老いた若者；
今は晴れやかな少年を見てごらん。
こいつはかつては神経質で、
愚かでふさぎこんだ輩；
今の何とも純粋な悦びなこと
生きることは谷底だった
見渡すには暗すぎた、
それも仲間を
見つけるまで、君のような。
[リフレイン１]
君といれば僕は自宅のようにくつろぐんだ。
君は常にきっちりとはまるんだ
膝にぴったり座れるよ、
だから君といれば僕はくつろぐんだ。
君と放浪したくなるよ。
どの土地に行こうと
君は僕の自惚れを満足させてくれる。
だから君といれば僕はくつろぐんだ。
僕は過敏で、
包容力あり、
大いなる敬意を君に抱いていたもの。
そこには猛烈な
情熱のほとばしりがあった、
それに優しい気持ちも。
君は僕の体の一部、
なにか僕に感じられるのは
生きる意味．．．
だから君といれば僕はくつろぐんだ。
[Verse 2]
EVELYN:
I used to be a hoyden—
Boys werе my hate.
I was a lady hermit—
I couldn't be annoyеd in
Making a date.
Silly I would term it.
You seemed so daring,
My heart grew frail.
Now I like wearing
My coat of male
[Refrain 2]
I feel at home with you.
Your brain is dumber
Than that of a plumber,
That's why I feel at home with you.
I'll match my dome with you,
Your brain needs a tonic—
It's still embryonic.
(I guess that I like you
'Cause you have no IQ)
That's why I feel at home with you.
Our minds are featherweight—
Their together-weight
Can't amount to much.
You use no better words
Than three-letter words.
"Dog" and "cat" and such.
You have no head at all.
Something like your knob
Is used as a doorknob.
That's why I feel at home with you.
[ヴァース２]
イヴリン貴婦人：
私ははねっかえりだったもの．．．
男たちは私の憎しみの対象だった。
私は女隠遁者だった．．．
デートする時に
わずらうなんてなかった。
愚か者だったと定義したい。
あなたは何とも大胆で、
私の心をヘナヘナにさせてしまう。
今の私がまといたいものは
男性の外套なの。 （★）
[リフレイン２]
あなたといると自宅のようにくつろぐの。
あなたのおつむは弱くて
あの配管工以下、
だからあなたといると私はくつろぐの。
私の頭（ドーム）をあなたに合わせるわ、
あなたの脳は栄養が必要なくらい．．．
まだ胎児なみだから。
（まああなたを好きなのは
私は知能が低いから）
だからあなたといると私はくつろぐの。
私たちの知力は羽根くらいの重み．．．
ふたつ合わせても
重みなんてない。
あなたの使う言葉は価値がなく
３文字言葉程度、
『ドッグ』とか『キャット』なんか。
あなたの頭（ノブ）のようなものは
ドアノブの用途にしかならない。
だからあなたといると私はくつろぐの。
★ このラインの英歌詞は coat of male だが、くさび帷子をいみする coat of mail の洒落か？
（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）
※ ロジャーズ＆ハートのミュージカル『コネティカット・ヤンキー』の脇役イヴリン貴婦人(Mistress Evelyn La Belle-Ans、彼女はマーク・トウェインの原作には出てこない)と円卓の騎士の一人サー・ガラハッドのお馬鹿なデュエット。このコンビはOn a Desert Island with Thee という歌も歌っている。
（SecondHandSongs によるパフォーマー・リスト参照）
ミュージカルあらすじ：
1920 年代のコネチカット州で、マーティンはフェイと結婚しようとしていた。昔の恋人アリスが彼を訪ねてきたとき、フェイは嫉妬のあまりシャンパンのボトルで彼を殴り倒した。マーティンが夢の中で見たのは、どうやら西暦 528 年のアーサー王の宮廷にいるようだ。アーサー王から「サー・ボス」と呼ばれたマーティンは、キャメロットを産業化するよう指示され、電話やラジオなどの産業を興す。彼は「ドゥモワゼル・アリサンド」（アリスにそっくり）と恋に落ちるが、王の邪悪な姉「モーガン・ル・フェイ」（フェイにそっくり）が彼女を誘拐する。マーティンが彼女を救出すると、彼は目を覚まし、ずっと愛していたのはアリスだったことに気づく。（1927年版の舞台では、古語と当時の俗語を巧みに織り込んだ Thou Swell や元は英国ミュージカルのために書かれた My Heart Stood Still が評判となった。
1943年の再演は、ロジャースとハートによって改訂された。舞台はより時事的な戦時中の設定に変更され、ショーの美術にはジープに乗った騎士とその乙女が描かれていた。また、「モーガン・ル・フェイ 」役のヴィヴィアン・スィーガルに、よりスポットライトが与えられ 「歌う魔術師」というアンチ・ヒロインのためいくつか歌が追加された。彼女が歌った "To Keep My Love Alive" はショー・ストッパーとなる人気曲となった。
なお、マーク・トウェイン原作の『アーサー王宮廷のヤンキー』はストーリーが多少異なる。例えばアーサー王時代にタイムスリップした時に妻となったアリサンドが出て来て『ハロー・セントラル』という子供をもうけるが、ミュージカル版の方は夢の中の出来事でオチがつけられている。タイムスリップする前の時代は19世紀後半であり、婚約者フェイや昔の恋人アリスは小説には出てこない。モーガン・ル・フェイやガラハッドは小説には出て来るものの端役にすぎない、など。
作詞： ロレンズ・ハート Lorenz Hart (PD)
作曲： リチャード・ロジャーズ Richard Rodgers
出典： ミュージカル "A Connecticut Yankee" (1927)
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■ バーバラ・リー
■ ロニー・ホワイト＆トラヴィス・ハドソン
■ チェスター・ストラットン＆ヴェラ＝エレン
■ ギニー・スィムズ＆ゴードン・マクレェ
2025/06/20 訳
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