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IN MY OWN LITTLE CORNER
[Verse]
I'm as mild and as meek as a mouse;
When I hear a command I obey.
But I know of a spot in my house
Where no one can stand in my way.
[ヴァース]
私はおとなしくネズミみたいに控えめ；
命令が聞こえたら私はしたがう。
でも私の家には
誰も立ち入れない場所があることを知っている。
[Refrain 1]
In my own little corner,
In my own little chair,
I can be whatever I want to be.
On the wing of my fancy
I can fly anywhere
And the world will open its arms to me.
I'm a young Norwegian princess or a milkmaid,
I'm the greatest prima donna in Milan,
I'm an heiress who has always had her silk made
By her own flock of silkworms in Japan!
I'm a girl men go mad for;
Love's a game I can play
With a cool and confident kind of air,
Just as long as I stay
In my own little corner,
All alone
In my own
Little chair.
[リフレイン１]
私だけの小さな片隅、
私だけの小さな椅子、
私はなりたいものになれるの。
想像の翼に乗って
どこにでも飛んでいけて
世界は私のために腕を広げてくれる。
私は若いノルウェーのお姫様、それとも乳しぼり娘、
私はミラノ最高のプリマドンナ、
私は遺産相続人、持っているシルク製品は
自分が持つ日本の養蚕所から作られている。
私は男性方が夢中になる少女；
恋は私がもてあそべるゲーム
クールで自信満々な雰囲気の、
ただ私だけの小さな片隅に
居続けるだけで、
ただ一人だけで
私だけの
小さな椅子に座っていれば。
[Refain 2]
I can be whatever I want to be.
I'm a thief in Calcutta,
I'm a queen in Peru,
I'm a mermaid dancing upon the sea.
I'm a huntress on an African safari
(It's a dang'rous type of sport and yet it's fun).
In the night I sally forth to seek my quarry
And I find I forgot to bring my gun!
I am lost in the jungle
All alone and unarmed
When I meet a lioness in her lair!
Then I'm glad to be back
In my own little corner,
All alone
In my own
Little chair.
[リフレイン２]
私はなりたいものになれるの。
私はカルカッタの盗賊、
私はペルーの女王、
私は海で踊る人魚。
私はアフリカのサファリの女ハンター
（とても危険な遊びだけど、でも楽しいの）
夜になると獲物を探しに私は勇んで出るのに、
私は銃を持ってくるのを忘れるしまつ。
私はジャングルの中で迷ってしまい
たった一人で武器も持たずに。
私がライオンのねぐらで雌ライオンに出くわすの！
そうしたら喜んで戻れるの
私だけの小さな片隅に、
ただ一人だけで、
私だけの
小さな椅子に。
[Reprise]
In my own little corner,
In my own little chair,
I can be whatever I want to be.
On the wing of my fancy
I can fly anywhere
And the world will open its arms to me.
I am in the royal palace, of all places!
I am chatting with the Prince and King and Queen.
And the color of my two stepsisters' faces
Is Queer sort of sour-apple green.
I am coy and flirtation when alone with Prince
I'm the belle of the ball
In my own little corner,
All alone
In my own
Little chair.
[リプリーズ]
私だけの小さな片隅、
私だけの小さな椅子、
私はなりたいものになれるの。
想像の翼に乗って
どこにでも飛んでいけて
世界は私のために腕を広げてくれる。
私は王家の宮殿に、宮殿のなか一番の宮殿に！
私は王子様と王様と女王様とおしゃべり。
私の二人の義理の姉さんの顔色は
おかしな色でまるで酸っぱいリンゴのような緑色。
私が王子様と二人だけの時は、恥ずかし気にいちゃつくの。
私は舞踏会の美女
ただ一人だけで
私だけの
小さな椅子に座っていれば。
（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）
※ 誰もが知るシンデレラの物語の、ロジャーズ＆ハマースタインによる TVミュージカル Cinderella (1957) で、シンデレラ役のジュリー・アンドルーズが紹介した歌。この時はライヴでの放映だったが、その後２度TV映画化（1965,1997) がされている。
ジュリー・アンドルーズはこのミュージカルを紹介するヴィデオで『当時ブロードウェイではシンデレラの別ヴァージョンの物語 "マイ・フェア・レディ" が上演されていて私は運よくイライザ役に選ばれたの』（下に YouTube リンクあり）
と語っている。
小間使いのように義母、義姉から使われているシンデレラがつかの間に得た休息時間を自分だけの場所（暖炉脇の椅子）で楽しい空想にふけるというシーンは、"マイ・フェア・レディ" の冒頭部で貧しい花売り娘が歌う Wouldn't It Loverly? という歌と似ている。
（更に舞踏会でプリンスと踊った彼女の正体を周りの人たちが知りたがるシーンがあるが、類似したシーンがマイ・フェア・レディにはあった）
ところで、空想する物語の題材は近世(?)ヨーロッパの小国の少女が夢見るものとは思えない。映画や冒険小説で育ったアメリカ人の子供が想像するもののようで TV視聴者に合わせたものか？
なお他のロジャーズ＆ハマースタインの歌曲同様、曲の方は著作権が生きているが、ハマースタインの歌詞は著作権を放棄したらしくＰＤ扱いになっている（他の作曲家と組んだハマースタインの歌詞は著作権が有効となっている）
以前訳した Do I Love You Because You're Beautiful もこのショーから生まれた人気曲。
作詞： オスカー・ハマースタイン二世 Oscar Hammerstein II (PD)
作曲： リチャード・ロジャーズ Richard Rodgers
出典： TVミュージカル Cinderella (1957)
YouTube
■ ジュリー・アンドルーズ
■ レスリー・アン・ウォーレン (1965) ：彼女はディズニー映画『最高に幸せ』やスパイ大作戦新シリーズの元女優のスパイ役
■ ブランディ (1997)
■ 1957放映のヴィデオ ：冒頭にジュリー・アンドルーズの紹介あり
2024/12/05 訳
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