|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
ミュージカル My Fair Lady から。
1. Wouldn't It Be Loverly?
2. With A Little Bit of Luck
3. Show Me
WOULDN'T IT BE LOVERLY?
(aka Wouldn't It Be Luverly?)
SECOND COSTERMONAGER:
It's rather dull in town,
I think I'll take me to Paree.
THIRD COSTERMONGER:
The missus wants to open up,
The castle in Capri!
FIRST COSTERMONGER:
Me doctor recommends
A quiet summer by the sea.
THE FOUR:
Mmmmmmmmmm! Mmmmmmmmmm!
Wouldn't it be loverly!
[Refrain]
ELIZA:
All I want is a room somewhere,
Far away from the cold night air;
With one enormous chair...
Oh, wouldn't it be loverly?
Lots of choc'late for me to eat;
Lost of coal makin' lots of heat;
Warm face, warm hand, warm feet...!
Oh, wouldn't it be loverly?
Oh, so loverly sittin' absobloominlutely still
I would never budge til spring
Crept over me winder sill.
Someone's head restin' on my knee,
Warm and tender as he can be,
Who takes good care of me...
Oh, wouldn't it be loverly?
Loverly! Loverly!
Loverly! Loverly!
(第１幕第１場：ロイヤルオペラハウスの外、コヴェントガーデン、寒い３月の夜、
思わぬ大金を手にした花売りのイライザが、野菜売り達と夢を語る）
野菜売り２：
街にいるのは退屈、
パリ―に行きたいよ。
野菜売り３：
かみさんが願っているのは
カプリ島の城が開くとき！
野菜売り１：
医者が勧めるのは
海辺の静かな夏。
４人：
ムーーーム、ムーーーム、
素敵じゃない！
[リフレイン]
イライザ：
私が本当に欲しいものは、どこかの部屋、
そこは夜の寒気を閉めだした部屋。
大きな椅子があって．．．
ああ、何て素敵じゃない？
チョコレットいっぱいを口にほおばり。
石炭をいっぱいくべて熱気がいっぱい。
顔がほてり、手もほてり、足もほてるの．．．
ああ、何て素敵じゃない？
ああ、座っているままなんてめちゃんこ素敵なこと
一歩も動かないわ
窓枠に春が忍びよるまで。
誰かが私の膝に頭をもたげている、
温かく優しい彼、
彼は私を心地よくかまってくれるの．．．
ああ、何て素敵じゃない？
素敵よね！ 素敵よね！
素敵よね！ 素敵よね！
※ オリジナル舞台では、ジュリー・アンドルースが、映画版はオードリー・ヘップバーン（吹替えはマーニー・ニクソン）が歌った。
take をタイク、away をアワイ、makin' をマイキンとコックニー訛りで歌っている。
loverly というのはコックニー訛りで lovely を意味するとのこと。
タイトルは Wouldn't It Be Luverly と記述されることもあるが、loverly も luverly も発音に違いはないだろう。
ジャズ系歌手で歌っているのは、カサンドラ・ウィルソン、キアラ・パンカルディ、コニー・エヴィンソン、ダイアナ・パントン、ケティ・レスター、ナット・キング・コール、シャーリー・ホーンなど。
底本としたのは、Pygmalion / My Fair Lady のペーパーバック版
(作品リスト / dbopm 作品リスト )
作曲： フレデリック・ロー Frederick Loewe
(作品リスト / dbopm 作品リスト)
出典： ミュージカル My Fair Lady (1956) より
YouTube
■ ジュリー・アンドルース
■ シャーリー・ホーン
WITH A LITTLE BIT OF LUCK
Doolittle:
The Lord above gave man an arm of iron
So he could do his job and never shirk.
The Lord above gave man an arm of iron - but
With a little bit of luck,
With a little bit of luck,
Someone else'll do the blinkin' work!
The Three:
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of luck,
You'll never work!
Doolittle:
The Lord above made liquor for temptation,
To see if man could turn away from sin.
The Lord above made liquor for temptation - but
With a little bit of luck,
With a little bit of luck,
When temptation comes you'll give right in!
The Three:
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of luck,
You'll give right in.
Doolittle:
Oh, you can walk the straight and narrow;
But with a little bit of luck
You'll run amuck!
The gentle sex was made for man to marry,
To share his nest and see his food is cooked.
The gentle sex was made for man to marry - but
With a little bit of luck,
With a little bit of luck,
You can have it all and not get hooked.
The Three:
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of luck,
You won't get hooked.
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of bloomin' luck!
Doolittle (sings softly):
The Lord above made man to help his neighbor,
No matter where, on land, or sea, or foam.
The Lord above made man to help his neighbor - but
With a little bit of luck,
With a little bit of luck,
When he comes around you won't be home!
Jimmy and Harry:
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of luck,
You won't be home.
Doolittle:
There're always throwin' goodness at you;
But with a little bit of luck
A man can duck!
Oh, it's a crime for man to go philanderin'
And fill his wife's poor heart with greif and doubt,
Oh, it's a crime for man to go philanderin' - but
With a little bit of luck,
With a little bit of luck,
You can see the bloodhound don't find out!
The Three (at the top of their lungs):
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of luck,
She won't find out!
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of bloomin' luck!
(reprise)
A man was made to help support his children,
Which is the right and proper thing to do.
A man was made to help support his children - but
With a little bit of luck,
With a little bit of luck,
They'll go out and start supporting you!
All:
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of luck,
They'll work for you.
He doesn't have a tuppence in his pocket,
The poorest bloke you'll ever hope to meet.
He doesn't have a tuppence in his pocket - but
With a little bit of luck,
With a little bit of luck,
He'll be movin' up to easy street.
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of luck,
He's moving up.
With a little bit ... With a little bit ...
With a little bit of bloomin' luck!
(第１幕第２場：アパート街、トテナム・コート通りに直接続く道、
娘のイライザから小銭をもらった煙突掃除人のドゥーリトルと仲間のハリー、ジミーが歌う）
ドゥーリトル：
天の神様は男に鉄の腕を与えた
だから男は仕事をして怠けることなんてない。
天の神様は男に鉄の腕を与えた、でも
少しだけ運が良けりゃ、
少しだけ運が良けりゃ、
誰か他の奴がひでえ仕事をするのさ！
３人（ドゥーリトル、ハリー、ジミー）
少しだけ、少しだけ、
少しだけ運が良けりゃ、
仕事をしなくていいんだ！
ドゥーリトル：
天の神様は誘惑する酒を造りなすった、
拒否して人が罪を犯さないことを確かめるため。
天の神様は魅惑させる酒を造りなすった、でも
少しだけ運が良けりゃ、
少しだけ運が良けりゃ、
誘惑が現れたらあっという間に降参するのさ！
３人：
少しだけ、少しだけ、
少しだけ運が良けりゃ、
あっという間に降参するのさ。
ドゥーリトル：
ああ、お前は真っすぐで狭い道を歩くこともできるさ、でも
少しだけ運がよけりゃ、
踏み外すことだってできるさ。
女性といものは男と結婚するように出来ている、
それで彼と寝屋を共にし彼の料理が出来ているか確かめるんだ。
女性といものは男と結婚するように出来ている、でも
少しだけ運がよけりゃ、
少しだけ運がよけりゃ、
なにもかも得るけど結婚せずに済むんだ。
３人：
少しだけ、少しだけ、
少しだけ運が良けりゃ、
結婚せずに済むんだ。
少しだけ、少しだけ、
少しだけひどく運が良けりゃ！
ドゥーリトル（優しく歌う）
天の神様は隣人を助けるために人を造りなすった、
どこにいても、大地でも、海でも、泡立つ海にいても。
天の神様は隣人を助けるために人を造りなすった、でも
少しだけ運がよけりゃ、
少しだけ運がよけりゃ、
隣人来ても居留守を決め込めるのさ。
ジミーとハリー：
少しだけ、少しだけ、
少しだけ運が良けりゃ、
居留守を決め込むことが出来るのさ。
ドゥーリトル：
いつだって美徳はお前のまわりにいるのさ、
でも少しだけ運が良けりゃ、
男はバカにもなれるのさ。
ああ、男が女遊びをするのは罪なこと
それで女房には惨めで悲しい思いと疑いの心を持たせるもの。
ああ、男が女遊びをするのは罪なこと、でも
少しだけ運が良けりゃ、
少しだけ運が良けりゃ、
疑り深い女房には見つからないこともあるんだ！
３人（大声で）
少しだけ、少しだけ、
少しだけ運が良けりゃ、
女房には見つからなくて済むんだ。
少しだけ、少しだけ、
少しだけひどく運が良けりゃ！
（リプリーズ： 第１幕第４場：トテナム・コート通り、３日後
娘がヒギンズ教授宅に引っ越し玉の輿に乗ったと聞いたドゥーリトルが友人たちと歌う）
ドゥーリトル：
男は子供たちを養うために出来ていて、
それは正しく立派な行い。
男は子供を養うために出来ている、でも
少しだけ運が良けりゃ、
少しだけ運が良けりゃ、
子供たちが外へ出て養ってくれるんだ！
全員：
少しだけ、少しだけ、
少しだけ運が良けりゃ、
子供たちがお前のために稼いでくれるんだ。
奴のポケットには２ペンスさえない
お目にかかれないくらい貧しい奴。
奴のポケットには２ペンスさえない、でも
少しだけ運が良けりゃ、
少しだけ運が良けりゃ、
裕福な生活に成り上がることだってあるさ。
少しだけ、少しだけ、
少しだけ運が良けりゃ、
奴だって成り上がるさ。
少しだけ、少しだけ、
少しだけひどく運が良けりゃ！
※ 舞台、映画ともに英国俳優スタンリー・ホロウェイが歌ったプロダクション・ナンバー。
彼はエドワード時代のパブ・ソングの雰囲気を目指したが、リハーサルではうまくいかず、このショーからは
カットされそうになった。しかし、最初のトライアウトでショーをストップさせるほどの人気をはくし生き残ることになった。
そして英国風の歌にもかかわらず、パーシー・フェイス楽団やジョー・スタッフォード＆ポール・ウェストン楽団の録音で米国でヒットしたという。
これも gave をガイヴ、temptation をテンプタイシャンといったように、
コックニー訛りで歌っており、with a little bit と繰り返すフレーズももかなり訛っており、初めて聞いたときには『ウィーバラボレ』としか聞こえなかった記憶がある。
YouTube
■ ナット・キング・コール
■ 映画版のクリップ
SHOW ME
FREDDY:
Speak and the world is full of singing,
And I'm winging
Higher than the birds.
Touch and my heart begins to crumble,
To heavens tumble,
Darling, and I'm
ELIZA (turning on him violently):
Words!
Words! Words! I'm so sick of words!
I get words all day through;
First from him, now from you!
Is that all you blighters can do?
[Refrain]
Don't talk of stars
Burning above;
If you're in love,
Show Me!
Tell me no dreams
Fill with desire,
If you're in fire,
Show me!
Here we are together in the middle of the night!
Don't talk of spring! Just hold me tight!
Anyone who's ever been in love'll tell you that
This is no time for a chat!
Haven't your lips
Longed for my touch?
Don't say how much,
Show Me! Show Me!
Don't talk of love lasting through time.
Make me no undying vow.
Show me now!
Sing me no song!
Read me no rhyme!
Don't waste my time,
Show me!
Don't talk of June!
Don't talk of fall!
Don't talk at all!
Show me!
Never do I ever want to hear another word.
There isn't one I haven't heard.
Here we are together in what ought to be a dream;
Say one more word and I'll scram!
Haven't your arms
Hungered for mine?
Please don't "expl'ine,"
Show me! Show me!
Don't wait until wrinkles and lines
Pop out all over my brow,
Show me now!
（第２幕、第２場、ヒギンズ教授の家の外、ウィンポール・ストリートに続く道、
教授の家を出た所でイライザは彼女に恋する頼りない若者フレディに出くわす）
フレディ：
話てほしい、そうすれば世界は歌に満ち、
僕は羽ばたく、
鳥よりも高くに。
（ムカッとして彼女は背を向ける）
触れてほしい、そうすれば僕の心は粉々に、
天国は崩れ落ちる、
ダーリン、僕は...
イライザ（荒々しく彼に向きながら）：
言葉！
言葉！ 言葉！ 言葉なんてうんざり！
一日中言葉漬け；
最初は彼から、今ではあなたから！
男ってそれしか出来ないの？
（おののくフレディ）
[リフレイン]
星のことは語らないで、
上空に輝いているなんて。
あなたが愛しているなら、
証拠を見せて！
夢を語らないで
欲望で満たされたなんて。
もし燃えてているなら、
証拠を見せて！
（彼は両手を広げてみせるが彼女は押し返す）
この真夜中に私たち二人だけ！
春のことは喋らないで！ ただ私を強く抱くのよ！
恋したことのある人ならこう言うはず
お喋りしている時間なんてないわ！
唇はあるでしょ
私に触れようと憧れている？
どんなにかなんて言わないで、
見せなさいよ！ 証拠を見せて！
時を超えた愛なんて語らないで、
消えることのない誓いなんてしないで、
すぐに見せなさいよ！
（驚きとうれしさで彼は彼女に近づく。彼女は彼の腕を取り彼を道路に押し倒す）
歌なんて歌わないで！
詩なんて読まないで！
私の時間を無駄にしないで、
証拠を見せて！
６月を語らないで！
秋を語らないで！
なにも語らないで！
証拠を見せて！
言わないで、他の言葉なんて聞きたくないから。
私が聞いたことのない言葉なんて一つもないわ。
ここに私たち一緒に夢の世界にいるの。
一言でも言ったら叫んでしまうわ！
腕があるんでしょ、
私を抱きたいと望んでいる？
どうか「説明」なんてしないで、
見せなさいよ！ 証拠を見せて！
しわだらけになるまで待たせないで
眉毛が全部抜けるまでなんて、
すぐに見せなさいよ！
※ ラヴ・ソングの常套句を使うだけの男にいらっと来て、すぐに証拠を見せてと怒り狂うアンチ・ラヴ・ソング。
ジャズ系歌手で歌っているのは、キアラ・パンカルディ、コニー・エヴィンソン、カリン・アリソン、
ロレッツ・アレクサンドリア、マーリン・ヴァープランク、ナット・キング・コール、など。
YouTube
■ ジュリー・アンドルーズ
2019/05/20 訳
2019/05/24 訳修正 (With a little bit of luck)
ページトップへ
上位メニューへ