SOUTH – TO A WARMER PLACE

I'd be glad to stay right here with you
Fact is, that is what I'd planned to do
But from that cool look on your face
I think I'll head South to a warmer place

Thought I'd given you the best of me
I'd be glad to share the rest of me
But there's a chill in your embrace
So I'd better head South to a warmer place

Seems like yesterday we could kiss and build a fire
But now it's ten below
Seems like yesterday nights were warm with love's desire
But now it feels like snow

I don't mind a cold day now and then
But this long deep freeze has done me in
And it's too late to plead your case
So I'm goin' South to a warmer place

[Instrumental Interlude]

I don't mind a cold day now and then
But this long deep freeze has done me in
And it's too late to plead your case
So I'd better go South to a warmer place


君とここで一緒に過ごせたらうれしいんだ、
実際のところ、そんな計画を立ててたのに、
でも君の冷たい顔つきから
僕は南部のより暖かいところに行こうと考えたんだ。

僕のいい所を君に与えたものだと思ったものさ、
他の所は君とシェア出来たら素敵だったのに、
でも君の抱擁には冷たいものが感じられるんだ
だから僕は南部のより暖かいところに行こうと思うんだ。

僕らはキスをして燃え上がったのは昨日のことのよう
でも今は氷点下に。 (★)
愛の欲望で暖かく感じたのは昨日の夜のことのよう、
でも今は雪のように感じられる。

時々の寒い日は気にしないけど
でもこの長く深い凍結は僕をまいらせきってしまうんだ。
それに君の言い分を聞くには遅すぎるから、
だから僕は南部のより暖かいところに行こうと思うんだ。


(原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に)

※ 冷たい態度をとるようになった恋人との別れを考える歌で、1981年にリリースされたフランク・シナトラのアルバム She Shot Me Down で歌われたもの。単に "South to a Warmer Place" と表記されることもある。

1980年に亡くなったアレック・ワイルダー最後の作品の一つで、もう一曲は同アルバムに収められた A Long Night。 1979年ワイルダーは癌の治療で経済的に困窮しており、病気の影響で好きなパズルを解くこともソングライティングの気力も衰えていた。しかし彼には歌作りしかできることはなく、晩年の数年間ワイルダーとともに歌作りを続けたルーニス・マグルーエンの協力で歌が出来上がった。しかし1981年にリリースされたシナトラの歌を聞くことはなかった。(ルーニス・マグルーエンは、1976年にサウス・カロライナの教育ラジオ番組 American Popular Song With Alec Wilder and Friends シリーズでコ・ホストをつとめ Blackberry Winter などの歌もワイルダーと共作した作したピアニスト、ソングライターで概略は wiki参照のこと)

シナトラ以外にメレディス・ダンブロッシオ、マーリーン・ヴァープランク、キャサリーン・ラッセル、ジョイス・ブリーチなどが歌っている。(SecondHandSongs によるパフォーマー・リスト参照)

★ ここでは "氷点下" と訳したが元の歌詞は "ten below" 。おそらくアメリカの歌なので 10 below は "華氏10度未満"(摂氏 -12度) あるいは "華氏 -10度未満"(摂氏 -23度)のいずれかだろう。(Could You Use Me の補足 ★★★参照)




作詞・作曲: ルーニス・マグルーエン、アレック・ワイルダー Loonis McGlohon, Alec Wilder (1980)

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■ フランク・シナトラ
■ マーリーン・ヴァープランク
■ ジョイス・ブリーチ
■ キャサリーン・ラッセル


2023/02/05 訳


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