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ALL THROUGH THE DAY

[ヴァース]
黄金色の空で私は一人座っている、
でも私に見えるのは薄暮の空。
だって私の頭のなかでは昼の光はないものだから、
そして私は薄暮の空のイメージを抱き続ける、
私たちが今ここにいるように、あなたと私が。


[リフレイン]
昼のあいだずっと、
私が夢見るのはこの夜、
私の夢見る夜は
あなたと一緒にいる夜。

昼のあいだずっと
時よ過ぎよと私は願っていた、
その時が来るまで、私とあなたが
ここで一緒にいれる時まで。

日が沈めば、
あなたに会いに私は走り、
夕暮れの靄が
徐々に消えてゆく。

月は微笑み、
まもなくあなたの唇が思い起こさせるのは
夢に見てきた口づけを、
昼の間ずっと。


（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）

※　『一日中あなたと会えるこの夜を夢見てきた』と恋人に会える喜びを歌うバラード。
アメリカ独立 100周年を記念して、アメリカではじめて開かれた万国博覧会、フィラデルフィア博（1876）を背景に、フィラデルフィアに住む家族それぞれの愛を描いたミュージカル Centennial Summer (1946, 20th Century Fox) の曲で、1945年に病で亡くなったジェローム・カーン最後の作品となった。
（この映画は、ルイジアナ買収 100年を記念したルイジアナ万博を題材にした大ヒットミュージカル『若草の頃』(Meet Me in St. Louis, MGM, 1944) に反応して作られたものとwiki に書かれている）

この映画ではもう一つのスタンダードIn Love in Vain も発表されたが、この歌も評判となり、1946年で最もヒットした歌のひとつでラジオ番組 Lucky Strike Hit Parade に数ヶ月にわたってランク・インし、1947年のアカデミー主題歌賞にノミネートされた。

映画では舞踏会のシーンで複数の歌手によって歌われたが、最初の録音・発売はマーガレット・ホワイティングで他に、フランク・シナトラ、ペリー・コモ、モーリーン・オハラ、ベティ・カーター、キリ・テ・カナワ、メレディス・ダンブロッシオなどが歌っている。（ SecondHandSongs によるパフォーマー・リスト参照）

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作詞： オスカー・ハマスタイン二世 Oscar Hammerstein II
作曲： ジェローム・カーン Jerome Kern
出典： 映画 Centennial Summer (1946) (おそらくブロードウェイ・ミュージカル『ショー・ボート』の再演時に加えられた Nobody Else But Me (1946) 以前に書かれたという資料がある）

YouTube
■　フランク・シナトラ
■　ペリー・コモ
■　マーガレット・ホワイティング
■　ジェイムズ・メルトン
■　レス・ブラウン楽団＆ドリス・デイ
■　メレディス・ダンブロッシオ
■　ベティ・カーター
■　映画 センテニアル・サマー ： 50分頃にフル・コーラスが歌われる。

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2022/07/15 訳

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