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A WONDERFUL DAY LIKE TODAY
アルバム「ドーランの叫び、群衆の匂い」
On a wonderful day like today
I defy any cloud to appear in the sky
Dare any rain drop to plop in my eye
On a wonderful day like today
On a wonderful morning like this
When the sun is as big as a yellow balloon
Even the sparrows are singing in tune
On a wonderful morning like this
On a morning like this I could kiss everybody
I'm so full of love and goodwill
Let me say furthermore
I'd adore everybody to come and dine
The pleasure's mine and I will pay the bill
May I take this occasion to say
That the whole human race should go down on its knees
Show that we're grateful for mornings like these
For the world's in a wonderful way
On a wonderful day like today
今日みたいに素敵な日なら
僕は空に現れるどんな雲も
大胆にも目に跳び込んだ雨粒だって拒絶するさ、
今日みたいに素敵な日には。
こんな素敵な朝に
お日様は黄色い風船みたいな大きさだったら
雀でさえ囀っているんだ
こんな素敵な朝なら。
こんな朝なら僕はみんなにキスするさ
僕は愛と善意に溢れるのさ。
更に言わせてもらうと
僕の所に食事に来た人たちみんなを崇拝したくなるさ
僕の方こそ嬉しいから請求書は僕が持つよ。
この機会に言わせておくれ
全人類はひざまづいて
こんな朝への大いなる感謝を示すべきさ
だって世界は素敵な姿をしているから
今日みたいに素敵な日には。
（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）
※ 『地球を止めろ、俺は降りたいんだ』に続く、アンソニー・ニューリー＆レスリー・ブリッカス脚本、作詞、作曲の作品で、英国の階級制度への皮肉を寓話的なコミックで表現した英国生まれのミュージカル『ドーランの叫び、観客の匂い』（1964）からの曲。このショーのタイトルは舞台出演者たちの体験から出来たフレーズ『ドーランの匂い、観客の叫び』を配置転換したものという。
英国では失敗したものの、脚本を変更したブロードウェイ版 (1965) では231回の公演となり、「何でも持っているサー」を演じたシリル・リチャードがこの歌を歌った。楽天的な歌詞で小気味よいナンバーでペギー・リー作の It's A Good Day と似た感じの歌だ。
このミュージカルからカヴァーされた曲には "Who Can I Turn To?"(トニー・ベネット）, "Feeling Good"（ニーナ・シモン）, "The Joker"（セルジオ・メンデス＆ブラジル６６） などがあり、特にトニー・ベネットの Who Can I Turn to? はショーのトライアウト中から大ヒットとなった。 "A Wonderful Day Like Today" も、ニューリー＆ブリッカスの What Kind of Fool Am I? や Candy Man のヒットがあるサミー・デイヴィスによってカヴァーされたが、他にフランキー・ランドール、マット・モンロー、シャーリー・バッシー、パティ・ペイジなどが歌っている。
作詞・作曲： レスリー・ブリッカス、アンソニー・ニューリー Leslie Bricusse, Anthony Newley
出典： ミュージカル The Roar of the Greasepaint – The Smell of the Crowd (英ツアー 1964, 米国開演 1965)
YouTube
■ サミー・デイヴィス Jr.
■ アンディ・ウィリアムズ
■ マット・モンロー
■ パティ・ペイジ
2021/08/15 訳
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