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TWO LADIES IN DE SHADE OF DE BANANA TREE
★
あんたがウキウキしていたんなら、
まるで空を翔る鳥みたいになって、
それにドキドキで動けなくなったんなら、
その理由はだって
二人の淑女がバナナの木蔭にいるからよ。
とても楽しくそそるわよ、
真っ暗なバナナの木蔭の二人は。
★★
甘えるように突き出した唇、
それに焦らすようにクルクル転げるお目目、
誰もがご存じの姿かたちは、
男を虜にするためのデザインされたもの、
二人の淑女がバナナの木蔭にいるわよ。
なんとも楽しい絵姿よ、
ひんやりとしたバナナの木蔭の彼女たちは。
夜の彼女たちは魅惑的、
だれも服なんかまとっていないわ、
端切れさえ着過ぎって位、
ここもかしこもよ。
殿方の幸運な娘っ子は
この優雅な島の生まれよ。
妻を持つ必要なんてないわ、
人生の悦びを味わってみたら。
見てみて？
分かる？
綺麗でしょ？
了解ね？
二人の淑女がバナナの木蔭にいるのよ。
陽気なお楽しみの場所。
お試ししたら、ずっと居たくなるわよ。
見てみて？
分かる？
綺麗でしょ？
了解ね？
二人の淑女がバナナの木蔭にいるのよ。
★～★★
ここは日の当たる浜辺、
ほとんど雨は降らないし
それ以上に
私たちは女の子をサトウキビより甘く育てているの。
殿方の幸運な娘っ子は
この優雅な島の生まれよ。
（コーダ）
一日中インコの歌でのんびりし
蝶々の羽根で顔を仰ぐの。
街角から聞こえるバンドの音楽に合わせて体を揺らし、
王様の世話が出来る女とはめを外すの。
見てみて？
分かる？
綺麗でしょ？
了解ね？
二人の淑女がバナナの木蔭にいるのよ。
※ 大ヒットした A Sleepin' Bee やフランク・シナトラも録音した Don't Like Good-Bye などで有名なブロードウェイ・ミュージカル『花いっぱいの家 (House of Flowers) 』は、1948年にハイチのポルトー・プランスを訪れたトルーマン・カポーティが土地の陽気な売春宿に足しげく通った経験を短編小説に書き、後にブロードウェイ・ミュージカルの脚本に改めたもので、『花いっぱいの家』 とはマダム・フルール（パール・ベイリー） が経営する売春宿の名前。
作詞： トルーマン・カポーティ、ハロルド・アーレン Truman Capote, Harold Arlen
CD, LP
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2012/08/25 訳
この歌は、売春宿で働く陽気な娘、チューリップ、パンジー、グラディオラ、他アンサンブルが歌ったもので、陽気で軽快な疑似カリプソ・ソングであり、the を de としているタイトルでわかるように、歌詞は混合英語 (Pidgin English) が使われている。
作曲： ハロルド・アーレン Harold Arlen
出典： ブロードウェイ・ミュージカル House of Flowers (1954) より
● カテリーネ・ヴァレンテ Caterina Valente : スーパー・フォニックス (BMG)
● クリス・コナー Chris Connor : Double Exposure (Atlantic)
● マーク・マーフィー Mark Murphy : ミート・マーク・マーフィー (Decca)
● シルヴィア・マクネア Sylvia McNair : Harold Arlen Songbook (Philips)
■ アメリカ人ダンサー、歌手 レニー・デイル ： アルバム 『ウン・ショウ・ジ・ボッサ』より
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