学習するなんてとても難しいものさ、
どれだけ涙で心を燃え尽きたとしても。
でも僕はやっと分かったよ、
遅すぎたようだけれど、でも僕はズタズタになったから。
僕の信念は消え去ったよ...
なんで僕をこんな所に導いたんだろう?
恋なんて値打ちがないものと思っていたのに、
でも代償を払わなければならなくなったのさ。
もし僕に一つでも奇跡が起こせるんなら、
君の僕への思いを復活させられるのに。
でも希望なんてないことは知っているのさ、
君が僕を気にしてくれるなんてないことを。
だから僕はどん底にいるのさ。
僕の生きる希望は、
いつか君が学んでくれることを。
僕の心にある炎が、愛する人よ、
いつまでも燃え続けることを。
※ パーカー自身のオリジナル歌詞だが、 ボブ・ドロー版訳 の補足を参照されたい。
作詞・作曲: チャーリー・パーカー Charlie Parker (1946)
CD,LP, YouTube
● カーメン・マクレー Carmen McRae : By Special Request (MCA, 1955)
■ カーメン・マクレー : イントロはマイルス・デイヴィス演奏で有名な Walkin' を引用
■ ケヴィン・マホガニー
: レイ・ブラウン・トリオのライヴから
最近の音楽の話題はどうなんだろう?
評論家によるとビーバップだって。
まあ、その通りだね!
誰が始めたのかって?
知らないのかい?
ヤードバードとディズって言われているよ、
まったくその通りと思うよ。
ここで僕が引用しているのは、
トスカニーニやストコフスキーといった人たちと同等の人さ。
僕がビーバップを分かっている (hip) 限りは、
僕は聴衆を分からせて上げるのさ、
みんなにビーバップを説明さ。
我が友ビーバップよ、
まったくもって楽しいもの。
お前は古いリフを使いながらも、
何時までも愛される人気者になったのさ。
※ ヴォーカリーズの草分けで、 Moody's Mood for Love のヒットを持つエディ・ジェファーソンがプレスティッジに残したアルバム Come Along With Me (1969) を訳した。「最近の音楽・・・」という歌詞から1940年代からライヴ等で歌っていたのかもしれない。
歌詞中のヤードバードはチャーリー・パーカー、ディズはディジー・ガレスピー。トスカニーニ、ストコフスキーはクラシックの指揮者のことだろう。
作詞: エディ・ジェファーソン
LP
● エディ・ジェファーソン Eddie Jefferson (Prestige, 1969)
2011/12/05 訳