THE LADY'S IN LOVE WITH YOU

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[Verse]
Have you ever seen the dawn of love?
Little things that mean the dawn of love?
Why wait for her to say that she adores you?
Long before the first kiss
Have you ever seen this?

[Refrain 1]
If there's a gleam in her eye
Each time she straightens your tie,
You'll know the lady's in love with you.
If she can dress for a date
Without that waiting you hate,
It means the lady's in love with you!
And when your friends ask you over to join their table
But she picks that faraway booth for two,
Well, sir, here's just how it stands,
You've got romance on your hands,
Because the lady's in love with you.

[Refrain 2]
If you've been travelling by plane
And she says, "Please take the train,"
You know the lady's in love with you.
And if she writes you every day
Though she hasn't got a darn thing to say,
You're a cinch, the lady's in love. How true!
And if she phones, but she doesn't reverse the changes
Like all kinds of lady friends often do,
Well, sir, here's just how it stands,
You've got romance on your hands,
Because the lady's in love with you.

[Refrain 3]
If she goes deaf, dumb, and blind
While you've got things on your mind,
You'll know the lady's in love with you.
And if she has met your old flames
And she remembers their names
It means the lady's in love with you.
And Sunday night, when you take her to see that movie
And she says "The balcony seats will do,"
Well, sir, here's just how it stands,
You got romance on your hands,
Because the lady's in love with you.

============= film version ==============
[Refrain 1]
HOPE: If there's a gleam in her eye
ROSS: Each time she straightens your tie,
HOPE: You'll know the lady's in love with you.
If she can dress for a date
ROSS: Without that waiting you hate,
It means the lady's in love with you!
HOPE: And when your friends ask you over to join their table
But she picks that faraway booth for two,
Well, sir, here's just how it stands,
You've got romance on your hands,
Because the lady's in love with you.

[Refrain 2]
HOPE: If you've been travelling by plane
ROSS: And she says, "Please take the train,"
HOPE: Betcha three to one the lady's in love with you.
ROSS: And if she writes you every day
HOPE: Though she hasn't got a darn thing to say,
ROSS: You're a cinch, the lady's in love. How true!
And if she phones, but she doesn't reverse the changes
Like all kinds of lady friends often do,
Well, sir, here's just how it stands,
You've got romance on your hands,
Because the lady's in love with you.

［ヴァース］
君は恋が始まる明け方を見たことがあるかい？
恋の始まりを意味するちょっとしたことを？
なんで彼女が君にあこがれていると告白するのを待っているんだい？
遠からずくるファースト･キスの前に、
そんなことを見たことがあるかい？

［リフレイン１］
Hope:　もし彼女の瞳がギラギラしていたら
Ross：　いつも彼女が君のネクタイを直すようになったら
Hope：　その娘は君に恋しているってことが分るさ。
　　　もし彼女がデートのドレス選びに時間をかけたら
Ross：　あなたを待たしているのも気にせず、
　　　それはその娘があなたに恋しているってことよ。
Hope：　それにあなたの友達がテーブルにくるように誘っても
　　　彼女は遠くの二人だけの場所を選ぶようになったら、
　　　まあ、こういった見解が出来るってことさ：
　　　君はロマンスを手に入れたんだ、
　　　だってその娘は君に恋しているからさ。

［リフレイン２］
Hope：君が飛行機をよく使っているなら
Ross：そして彼女が「お願いだから列車で行きなさいよ」と言ったら
Hope：３対１で賭けてもいいけど、その娘は君に恋しているはずさ。
Ross：それに彼女があなたに毎日手紙を書いたら
Hope：特に用件がないのにね
Ross：確実ね、その娘は恋しているのよ。
　　　全くそのとおり！
　　　それに彼女が電話をかけてもコレクトコールにしないとしたら、
　　　まさに女性同士がよくやるようにね、
　　　まあ、こういった見解が出来るってことさ
　　　君はロマンスを手に入れたんだ、
　　　だってその娘は君に恋しているからさ。
　　　

［リフレイン３］
もし彼女が何にも聞こえず、なにも言えず、目が見えなくなったら
　君が何かに心がいっぱいになっているときに
その娘は君に恋しているってことが分るさ。
もし彼女が君の昔の恋人に会って
　彼女の名前を覚えていたら、
それはその娘が君に恋しているってことさ。
それに日曜の夜に、君が彼女を映画に連れて行ったとき
彼女が「バルコニー席にして」と言ったら
まあ、こういった見解が出来るってことさ
君はロマンスを手に入れたんだ、
だってその娘は君に恋しているからさ。

［リフレイン４］
君が飛行機をよく使っているなら
そして彼女が「お願いだから列車で行きなさいよ」と言ったら
３対１でかけてもいいけど、その娘は君に恋しているはずさ。
全くそのとおり！
もし彼女が君に毎日電報を送ってきたら
特に用件がないのにね。
確実さその可愛い娘は君に恋しているのさ。

※：Rossはシャーリー・ロス、Hopeはボブ・ホープのパート
　ヴァース、リフレイン３以降は映画では使われなかった。

ボブ・ホープ(Bob Hope)の代表曲

ほとんどの人は知らないだろうが、1937年にハリウッドに進出するまでは、大御所コメディアンであるボブ･ホープは、偉大な白人スターがたどったように、彼はブロードウェイのスターだった。1933年に、オットー・ハーバック＆ジェローム･カーンのヒット作である「ロベルタ(Roberta)」に出演し後に上院議員になったジョージ・マーフィーの Let's Begin のリプリーズを歌った。

1936年はラジオ番組で活躍するとともに、二つのブロードウェーショーに出演した。一つは The Ziegfeld Follies of 1936 であり、Eve Ardenとともに I Can't Get Started (アイラ･ガーシュイン＆ヴァーノン・デューク）を歌った。もう一つはコール･ポーターの Red, Hot and Blue であり、エセル･マーマンとともに It's De Lovely を披露した。

1934年にたまたまパラマウント短編映画 Paree, Paree に出演し、1929年にポーターが Fifty Million Frenchmen のために書いた You Do Something to Me を歌ったものの映画界からはしばらく見放されていた。

1937年にハリウッドに招かれた彼は、W.C.フィールズ、ドロシー・ラムーア主演の The Big Broadcast of 1938 に脇役として出演した。この時若手のシャーリー・ロスと歌った Thanks for the Memory （レオ・ロビン＆ラルフ・レンジャー）が大評判となり、この歌はボブ･ホープの生涯のテーマ･ソングとなった。

この曲のヒットを契機にパラマウントは同年に、シャーリー・ロスとのコンビで Thanks for the Memory という映画を作り、 Two Sleepy People （フランク・レッサー＆ホーギー・カーマイケル）を再び歌うことになる。

1930年代は大学のキャンパス・ライフはミュージカルの格好の材料であった。1938年に３本目の映画 College Swing でコメディエンヌのマーサ・レイと共演し How'dja Like to Love Me? (フランク・レッサー＆バートン・レーン）をデュエットする。

1939年、映画界にも慣れた彼は再びシャーリー・ロスと Some Like It Hot （別名 Rhythm Romance )に出演することになる。ビリー･ワイルダーの同名映画が1959年に作られて紛らわしいが、こちらの方はジーン･クルーパなどが出演した、ショウビズをテーマにしたミュージカル。この映画で再びフランク･レッサー＆バートン・レーンの手によって The Lady's in Love with You を歌う。この時のヒット・パレード順位は５月に13位につけたが夏の間中、ヒット・パレードに居続けた。

1940年にはパラマウント映画の大スターになっていたホープだが、そこで新たなパートナーを見つけることになる。パラマウントの大スターであったが新たな試みを必要としていた、ビング･クロスビーがそのパートナーだ。 Road to Singapore は、日本では「珍道中」シリーズと名付けられ、新たなvehicleを見つけたことになる。1942年の Road to Morocco で歌われたタイトル曲（ジョニー・バーク＆ジミー・ヴァン・ヒューゼン）は、クロスビー＆ホープのテーマ･ソング(signature song)となった。

ホープ＆クロスビーにドロシー・ラムーアを加えた３人は、Morocco, Zanzibar, Utopia, Hong Kongと珍道中を続ける。このシリーズからバーク＆ヒューゼンにより But Beautiful , It's Always You などのスタンダードが作られ、ビング･クロスビーに新たなテーマ･ソングを提供したシリーズでもあった。

1948年、ジェーン･ラッセルと共演した The Paleface (腰抜け二挺拳銃）で歌われた、「ボタンとリボン」 Buttons and Bows (ジェイ・リヴィングストン＆レイ・エヴァンス）は日本でも、ダイナ･ショアの歌で大ヒットした。

1950年の映画 The Lemon Drop Kid に再びリヴィングストン＆エヴァンスにより書かれた、 Silver Bells はホリデイ・ソングのクラシックと言える。

資料：CD Ronny Whyte in a Tribute to Bob Hope ライナー・ノーツ他

作詞：フランク･レッサー Frank Loesser
作曲：バートン・レーン Burton Lane
出典：映画 Some Like It Hot(Rhythm Romance) (1939) にてシャリー・ロス、ボブ・ホープが歌う

CD, LP
● アニー・ロス Annie Ross : Annie By Candlelight
● ドリス・デイ Doris Day : Cuttin' Capers/ Bright and Shiny (CBS)
● ジョン・ピザレリ John Pizzrelli : ビザレリ・シングス・シアリング・スゥイングス (Telarc)
● マーク・マーフィー Mark Murphy : Links (High Note)
● メル・トーメ Mel Torme : Comin' Home Baby/ Sunday in New York (Atlantic)
● レベッカ・キルゴア Revecca Kilgore & Dave Frishbert : The Song of Frank Loesser (Arbors records)
● ロニー・ホワイト＆マーリーン・ヴァープランク Ronny Whyte, Marlene Ver Planck : A Tribute to Bob Hope (Audiophile)

2008/01/05 訳
2021/05/25 レイアウト変更等

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