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ペイジ・キャヴァノー Page Cavanaugh
～ ピアニスト＆歌手

『チャーミングな歌手で才能あるスウィング・ピアニストのペイジ・キャヴァノーは味わい深い音楽を、この本を書いている時点で60年以上にも渡り聞かせてくれて来た・・・彼はいつでも 1930～1950の間に書かれた歌全てを知っているような印象を受けさせる人だ』 (The Jazz Singers (2008, Scott Yanow) より）

経歴
⋄ 1922 ：Cherokee, KS 生まれ
⋄ 1943 頃： 兵役時に知り合ったギターの Al Viola、ベースの Lloyd Pratt と
　The Three Sergeants というトリオ結成
　（当時はナット・キング・コール・トリオの模倣バンドでスタート）
⋄ 1945 頃： ペイジ・キャヴァノー・トリオとして LA. での人気確立。
　フランク・シナトラとの交流。ラジオ出演。レコーディング活動
⋄ 1946 : The Three Bears (ボビー・トゥループ作） ヒット。
　その他 All Of Me, Walkin' My Baby Back Home などのヒット
⋄ 1947 ～ 自身のトリオで映画出演
 - Romance On the High Seas (1946, 洋上のロマンス）ドリス・デイと協演
 - Big City (1947)　
 - A Song Is Born (1948, ヒット・パレード）
⋄ 1949 : ギターのアル・ヴィオラ脱退。
　その後数十年にわたり LA での地道な活動、時々のレコーディング
⋄ 1960s : セプテット　Page 7 結成
⋄ 1980s : アル・ヴィオラと再会しトリオ再結成。一時注目を集める
⋄ 2006 : ラスト・レコーディング
⋄ 2008 : 永眠

YouTube
All Of Me : 軽く粋でジョー・ムーニーに通ずるものがある。



映画「ヒット・パレード」 (A Song Is Born) より
ヴァージニア・メイヨ（Jeri Sullavan による吹替え)と Daddy-O の協演



フランク・シナトラ "You Can Take My Word for It, Baby"

I Want One Girl : 一般には I Want A Little Girl として知られているナット・コールが歌った歌。 女性版は I Want A Little Boy.

キャヴァノーのドキュメンタリー



CD
初期のレコーディングはまとまった形では、LP/CD化はされていないようだ。1989年頃のトリオ CD として Page One, Page Two という録音もあるようだが入手可否は不明。
現在ダウンロードの形で入手可能なものの一部は以下のとおり（ただし録音日、パーソネル等は不明）


左 : Page Cavanaugh Plays (And Sings) For the Cocktail Hour (1998年）
中 : Page Cavanaugh Is Alive
右 : Page Three (1967)


2018/04/20 作成

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