Sentimental and Melancholy 日本語訳

SENTIMENTAL AND MELANCHOLY

(歌詞　表示/非表示切り替え）

[Verse]
The swift-moving years
Have altered my tears
To only a sweet regret:
But somehow the spell that we captured
Lingers around me yet.
It's as easy for me to remember
As it was for you to forget.

[Refrain]
Sentimental and melancholy
Whenever I think about you—
It's only a mood,
A brief interlude
That's better described
As just feeling blue.

I suppose it's just my folly
To keep it alive as I do.
But it's a kind of sugar-coated misery,
And foolish as it seems,
I sort of like to be
Sentimental and melancholy
Whenever I think about you.

[ヴァース]
矢のごとく過ぎる月日が
変えるのは涙を
甘い悼みの気持ちに：
しかしながら、それでも私たちが味わった魅惑は
まだ私の体にしがみついている。
私には思い出すのは易しいこと
あなたには忘れるのは易しいことみたいに。

[リフレイン]
感傷的で憂鬱な思いは
私があなたのことを想ったとき—
それはただの気分、
短い幕あいのこと
よりよい表現をするなら
ただの暗い気分を味わっているだけのこと。

ただ私の愚かさだと思うの
私が生き続けるみたいに愚かさを生かし続けるのは。
でも何か砂糖で包んだ惨めさなの、
そう見かけ通りの馬鹿さ加減、
私がそうなりたいと思っているのは
感傷的で憂鬱な気分なの
あなたを想う度にいつでも。

（原歌詞は歌詞紹介のページを参考に）

※　"Too Marvelous for Words" というスタンダードを生んだＢ級ミュージカル映画 "Ready, Willing and Able" (1937) で紹介されたトーチ・ソングで、映画ではロンドンのミュージカル・スター役のウィニ・ショーがリハーサル風景で歌ったとされる。

手掛ける人は多くなく、1937年のテディ・ウィルソン楽団（歌はビリー・ホリディ）、ヴィクター・ヤング楽団をバックに歌ったビング・クロスビー(1937)、『メランコリー』をコンセプトに作られたアルバム Melancholy Baby (1958、ジョニー・リチャーズ楽団、歌はメアリー・アン・マコール）、グレン・グレイとカサ・ロマ・オーケストラ、フィル・ハリス・オーケストラなどの録音がある程度だ。

作詞：ジョニー・マーサー Johnny Mercer
作曲：リチャード・ホワイティング Richard A. Whiting
出典：映画 "Ready, Willing and Able" (1937)

YouTube
■　テディ・ウィルソン楽団（歌：ビリー・ホリディ）： 1937年録音。メンバーは Henry 'Red' Allen (tp) Cecil Scott (cl)(as)(ts) Prince Robinson (cl)(ts) Teddy Wilson (p) Jimmy Mc Lin (g) John Kirby (b) Cozy Cole (d) Billie Holiday (v)
■　メアリー・アン・マコール
■　ヴィクター・ヤング楽団（歌：ビング・クロスビー）
■　フィル・ハリス

2023/06/25 訳

　ページトップへ　上位メニューへ