Right On My Way Home - Bob Dorough (1997)
[Verse]
There's always one in ev'ry fam'ly,
And nobody loves her one bit;
There's always one in ev'ry fam'ly,
And in my fam'ly I'm it!
[Refrain]
I get the neck of the chicken,
I get the rumble-seat ride,
I get the leaky umbrella,
Ev'ryone shoves me aside.
When I jump in my shower each morn,
Sure as fate,
I'm too late,
All the hot waters is gone!
I get the neck of the chicken,
I get the hand-me-down shawl,
And when there's company weekends,
I get the couch in the hall.
That's why I can't get over
This dream that came true:
If I get the neck of the chicken,
Well, how did I ever get you?
I get the neck of the chicken,
I get the burnt piece of toast,
I get the seat in the movies
Smack in the back of the post.
When the morning papers come to the door,
Sure as fate,
I'm too late
And they're mine 'long about four.
I get the neck of the chicken,
I get the plate with the cracks,
I get those evenings with Grandma,
Ev'ryone else can relax,
That's why I can't get over
This bold from the blue:
If I get the neck of the chicken;
Well, how did I ever get you?
I get the neck of the chicken,
That's how they give me the bird,
And in the family snapshots
Mine is the face that's all blurred.
The phone bell rings: "Who's calling?" It's Jim.
Sure as fate,
I'm too late,
And my big sister gets him.
I get the guy with the glasses,
Wearing an awful toupee,
Somebody else gets a Victor Mature,
Mine's always strictly 4-A.
That's why I can't get over
This fine "how-de-do";
If I get the neck of the chicken,
I'm a cinch to get you.
*** Bob Dorough - Right On My Way Home ****
I get the neck of the chicken
I get the rumble seat ride
I get the leaky umbrella
Everyone shoves me aside
When I wake up each day with the dawn
Sure as fate I'm too late
And all the hot water's gone
I get the neck of the chicken
I get the hand me down tie
I get the cock in the kitchen
I get the small piece of pie
That's why, that's why I can't get over
This dream come true
Now if I get the neck of the chicken
How did I ever get you
I get the wing and tailbone
I get the hair in my plate
Even these ivories are whale bone
Everyone treats me great
I wake up early one morning
Rush down to the PO
To mail a very important package
I get to the PO and the PO is closed
It's a holiday what holiday?
I get the liver and the gizzard
I get the fat and the rind
When I caught in a blizzard
I left my rubbers behind
That's why I can't get over
This dream come true
If I get the neck of the chicken
How did I ever get you
You're so edible honey, you're a drumstick
[ヴァース]
どの家にも一人はいる
だれにも愛されない人間。
どの家にも一人はいる、
それは私のこと。
[リフレイン]
私が食べられるのは鶏の頸肉、
私が座らされるのはガクガクする車の座席、
私が持っているのは雨漏りする傘、
みんな私を脇に追いやるの。
毎朝シャワーを浴びようと跳び出すと、
あんのじょう、
私はびりで、
ボイラーのお湯は空っぽに。
私が食べられるのは鶏の頸肉、
私が持っているのはお下がりのショール
それで週末にみんなが一緒に出掛けるときは
私は広間の長椅子にいる始末。
だから私は乗り越えられそうにないの
叶った夢がここにあるのに:
もし私が除け者だとしたら
ねえ、どうやったらあなたを恋人に出来るの?
私には残りものの鶏の頸、
私には黒焦げのトーストのかけら、
私が座る映画のシートは
柱の真後ろの席。
朝刊が配達されたときに、
あんのじょう、
私はびりで、
私が読めるのは4時頃になってから。
私には残りものの鶏の頸、
私のお皿はヒビが入っている、
夕方はおばあちゃんのそば、
他のみんなはのんびりしているのに
だから私は乗り越えられそうにないの
晴天の霹靂が起きたというのに:
もし私が除け者だとしたら
ねえ、どうやったらあなたを恋人に出来るの?
私には残りものの鶏の頸、
そうやって私に鳥を与えるの(やじる、罵倒するのイディオム)
それに家族写真を撮るとすれば
私の顔はどれもぼやけているの。
電話が鳴って、『誰から?』 ジムから。
あんのじょう、
私はびりで、
姉さんが彼をものに。
私の彼は眼鏡で、
ひどいカツラをかぶっている。
誰かがヴィクター・マチュアをつかめば、(女性に人気のあった男優)
私のはいつも一軍半の男だけ。
だから私は乗り越えられそうにないの
この困った状況:
もし私が除け者だとしたら
私は確実にあなたを恋人にするわ。
[ボブ・ドロウ版]
僕に与えられるのは鶏の頸肉、
僕に与えられるのはガタガタする座席、
僕が持っているのは雨漏りのする傘、
みんな僕を脇に追いやる始末さ。
僕が毎朝夜明とともに起きると
絶対確実に僕は遅すぎて
ボイラーのお湯はなくなってしまうありさまさ。
僕に与えられるのは鶏の頸肉、
僕が持っているのはお下がりのネクタイ、
僕に与えられるのはキチンのコック(水栓)、
僕の分け前はほんの少しだけ。
だから僕は乗り越えられないのさ
夢が叶ったこの時間:
もし僕が残りものの鶏の頸しかもらえない除け者だったら、
どうしたら君を恋人に出来るんだろう?
僕は手羽肉と牛骨スープを頼んだんだ
皿には髪の毛が入っている始末さ。
このアイボリー(白鍵)はクジラの骨だとしても
みんな僕を偉大に扱ってくれる。
僕は朝早く起きて
郵便局に駆け出すんだ、
大事な小荷物を出すためにね、
僕が郵便局についたら郵便局は閉まっている始末さ。
休日だったんだ、何の休日なんだよ?
僕に与えられるのはレバーに砂肝、
僕には脂身に皮の部分。
僕が猛吹雪にあったとしたら
外套を家に置き忘れる始末なんだ。
だから僕は乗り越えられないのさ
夢が叶ったこの時間:
もし僕が残りものの鶏の頸しかもらえない除け者だったら、
どうしたら君を恋人に出来るんだろう?
君はとてもおいしそうなハチミツさ、君は鶏モモ肉さ。
※ 愛する人が目の前にいるというのに恋が成就しそうにもないという悲しくもコミカルなラヴ・ソング。B級ミュージカルSeven Days' Leave (1942) でルシール・ボールの妹役を演じたマーシー・マクガイアが歌い、当時フレディ・マーティン楽団(歌はエディー・ストーン)のレコードが評判となったようだ。ほとんど忘れられた歌で、他にキャブ・キャロウェイ、ボブ・ドロウなどの録音がある程度だ。
作詞: フランク・レッサー Frank Loesser
作曲: ジミー・マキュー Jimmy McHugh
出典: ミュージカル映画 Seven Days' Leave (1942)
YouTube
■ ボブ・ドロウ
■ ボブ・ドロウのライヴ・パフォーマンス
■ キャブ・キャロウェイ
■ ルース・エリザベス・ケネディ
■ フレディ・マーティン(歌:エディー・ストーン)
2023/05/20 訳