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FLYING DOWN TO RIO
[Verse]
An old sailor in old time
Would sing an old song,
Rolling down to Rio by the sea.
A young sailor in these times
Will sing a new song,
Flying down to Rio; come with me,
Where the lovely Brazilian ladies
Will catch your eye
By the light of the million stars
In the evening sky.
[Refrain]
My Rio, Rio by the sea-o,
Flying down to Rio,
Where there's rhythm and rhyme.
Hey feller,
Twirl that old propeller,
Got to get to Rio
And we've got to make time.
You'll love it,
Soaring high above it
Looking down on Rio
From a heaven of blue.
Send a radio to Rio De Janeiro,
With a big hello
Just so they'll know
And stand by there,
We'll fly there.
Oh, Rio,
Ev'rything will be okay,
We're singing and winging
Our way to you.
[ヴァース]
昔の時代の老水夫は
昔の歌を歌うもの、
リオへは船に乗って海路で。
この頃の若い水夫は
新しい歌を歌うんだ
リオへは空路を通って。 さあ僕と行こう、
可愛いブラジルの女性たちが
君の瞳を捉えるだろう
数多の星が
夕暮れの空に輝くんだ。
[リフレイン]
我がリオ、海辺のリオ、
空路にてリオに向かうんだ、
そこはリズムの韻律がある所。
やあ色男よ、
プロペラを回すんだ
リオに行くんだ
そうすれば早くたどり着けるよ。
楽しめるよ、
空高くを翔けるのは
リオを下に見るんだ、
天上の青空から。
リオデジャネイロに無線を送るんだ
大きなハローだけで
そうすれば彼らには分かり
待機しているさ、
僕らはリオに飛んでいくんだ。
ああ、リオ、
すべてが順調のはず
僕らは歌いながら羽ばたくのさ
君らへと続く空路でもって。
（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）
※ 他愛ない歌詞にラテンの香りがするこのリズム・ソングは、ブラジルが舞台のミュージカル映画 Flying Down to Rio (空中レビュー時代, 1933) の主題曲。
映画デビューとなるフレッド・アステアが歌い、飛行機の主翼上での特撮シーンではジンジャー・ロジャーズとコーラス・ガールたちの踊りが見られた。馬鹿馬鹿しいこのシーンは1971年のミュージカル映画 The Boy Friend （ボーイフレンド）でパロディ化されていた。
またこの映画からは主演ではなかったもののジンジャー＆フレッドという新たなスター・カップルを誕生させた。一方作曲のヴィンセント・ユーマンスはこの映画の仕事が引退作となり肺炎の治療のためデンバーに移り住むこととなった。
そしてオスカーにノミネートされたダンス・ナンバー The Carioca (JazzStandards のランク 516位）もこの映画から生まれた。ジンジャー＆フレッドの初主演映画 The Gay Divocee (1934, 邦題：コンチネンタル）のために書かれたこれもダンス・ナンバーの The Continental に第一回目のアカデミー主題歌賞は譲ることになる。ダンス・ステップとしてはいずれも普及しなかったものの、疑似ラテン・ナンバーとしての Carioca は残ることになった。
フレッド・アステア以外にジャズ歌手としてルーシー・リード、ダリル・シャーマン、レベッカ・キルゴアなどが歌っている。（SecondHandSongs によるパフォーマー・リスト参照）
作詞： ガス・カーン、エドワード・エリスク Gus Kahn, Edward Eliscu
作曲： ヴィンセント・ユーマンス Vincent Youmans
出典： ミュージカル映画 Flying Down to Rio (1933)
YouTube
■ ルーシ・リード
■ レベッカ・キルゴア
■ ダリル・シャーマン
■ 映画クリップ
2023/04/20 訳
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