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SWEET ROSIE O'GRADY
1. Just down around the corner of the street where I reside,
There lives the cutest little girl that I have ever spied;
Her name is Rosie O'Grady and, I don't mind telling you,
That she's the sweetest little Rose the garden ever grew.
僕が住んでいる通りの角の先に、
僕が探ったことのあるとても可愛い少女が住んでいた。
彼女の名前はローズィ・オグレイディ、君らに聞かれても気にするもんか、
彼女は庭に咲いたなかでも最も愛らしいバラなんだ。
[Chorus]
Sweet Rosie O'Grady,
My dear little Rose,
She's my steady lady,
Most ev'ryone knows;
And, when we are married,
How happy we'll be;
I love sweet Rosie O'Grady,
And Rosie O'Grady loves me.
可愛いローズィ・オグレイディよ、
僕の愛おしいバラよ、
彼女は僕だけの女性なんだ、
ほとんどの人が知っている。
そして、僕らが結婚するときは、
僕らはとても幸せになるだろう．．．
愛するのは可愛いローズィ・オグレィディ、
そしてローズィ・オグレィディは僕を愛している。
2. I never shall forget the day she promised to be mine,
As we sat telling love-tales in the golden summer time.
'Twas on her finger that I placed a small engagement ring,
While in the trees, the little birds this song they seemed to sing!
彼女が僕のものになると約束してくれた日を決して忘れないだろう、
それは僕らが腰かけて愛の物語を話した黄金色の夏の時間、
それは彼女の指に小さな婚約指輪をはめた時、
その時、木々の小鳥がこの歌を歌っているかのようだった！
[to Chorus]
※ ティン・パン・アリー初期、女性ソングライターが書いた初の楽譜売上百万部を超えた歌として知られる、美しいアイルランド娘を賛美するワルツ。ブルックリン生まれのヴォードヴィリアンである、作者のモード・ヌージェントがニューヨークのアビー劇場で紹介した歌だが、より有名にしたのはジョージ・ガスキン George Gaskin, Jr. でやがてヴォードヴィル巡業の定番となったという。ヌージェントは出版社にかけあいこの歌を売ろうとしたが、女性名を使ったバラードは飽和気味ということで多くの出版社に断られたが、あるところだけはこの歌を気に入り彼女に 100$ で買い取り莫大な売上を記録したという。更に続編として書かれた The Daughter of Rosie O'Grady (1918) も同様にヒットした。
ただし彼女が本当にこの歌を書いたのかについては疑問が呈されている。彼女の夫ビリー・ジェロームはソングライターとして成功している一方、妻のモードは他に成功した歌を書いていないこともあり、実際は夫が歌を書きが妻に歌を贈ったものだとと思われている。
ベティ・グレイブル主演のミュージカル映画 Sweet Rosie O'Grady (1943)で歌われたが映画の筋とこの歌には何の関連もない。ミッチ・ミラーや多くのアイルランドのコーラス・グループ（ MacNamara's Singers や Killaney Singers など）などが歌いコーラス・ナンバー、特にバーバーショップ・カルテットのスタンダードといってよい。（SecondHandSongs によるパフォーマー・リスト参照）
作詞・作曲： モード・ヌージェント Maude Nugent (1896)
YouTube
■ 一人バーバーショップ・カルテット
■ シャノン・カルテット (1925-28)
■ ビング・クロスビー（メドレーの一曲目）
THE DAUGHTER OF ROSIE O'GRADY
1. Yesterday while out to walkin',
I met a dear little girl,
Somehow we started a-talkin'
My brain was all in a whirl.
She said she come from old Killarney,
So I started in to quiz;
I got an surprise that open my eyes
Who do you think she is?
昨日散歩に外出したとき、
僕はすてきな娘に出会ったのさ、
僕らはおしゃべりを始めたもののの
僕の頭の中はぐるぐるまわりっぱなしだったのさ。
彼女は古きキラーニーの町から来たといったのさ、
それで僕は質問しはじめたんだ。
僕は目を見開くほどにびっくりさせられたんだ
彼女が誰だか分かるかい？
[Chrus]
She's the daughter of Rosie O'Grady,
A regular old fashioned girl;
She isn't crazy for diamond rings,
Silkens and satins and fancy things.
She's just sweet little lady,
And when you meet her you'll see
Why I'm glad I caught her,
A daughter of Rosie O'Grady!
彼女はローズィ・オグレディの娘なんだ、
安定の昔風な娘さ。
彼女はダイヤの指輪なんかには夢中にならないし、
シルクやサテンなんかのけばけばしいものにも。
彼女はとても素敵な淑女なんだ、
彼女に会えば分かるさ
どうして僕が彼女に逢えて嬉しいかが、
ローズィ・オグレディの娘だよ！
2. I'm going to ask her to marry,
I wonder what she will say;
I know that if I should tarry,
Someone will steal her away.
I got a ring to fit her finger,
And she will name the day
Imagine my pride when she is my bride
And I hear a neighbors say:
僕は彼女に結婚を申し込むつもりだ、
彼女がどう答えるか心配。
僕がまごついていたら、
誰かが彼女をさらうに決まっている。
彼女の指に合う指輪を買ったんだ、
彼女は結婚を承諾してくれると思う。
想像するのは彼女が僕の花嫁になったらどんなに誇らしいことか
そして近所の人がこう言うのが聞こえるんだ．．．
[to Chorus]
※ Sweet Rosie O'Grady の続編として書かれ大ヒットたティン・パン・アリーによるアイリッシュ・ワルツ。この歌もアイルランド娘を称賛する歌詞で、曲ははクログ・ダンス（木靴タップ）のシーンで流れたという。
パット・ルーニー Pat Rooney, Jr. がパレス劇場で紹介したが、以後この歌はクログ・ダンスと切り離せないものとなった。下の YouTube リンクではいずれもクログ・ダンスと関連付けられているし漫画バグス・バーニーがタップを踏みながら歌ったシーンもあった。
映画ではパット・ルーニーが Show Business でクロッグ・ステップを披露したという。またゴードン・マクレーは同名の映画 The Daughter of Rosie O'Grady (1950) で歌ったという。
作詞： モンティ・Ｃ・ブライス Monty C. Brice
作曲： ウオルター・ドナルドソン Walter Donaldson (1918)
YouTube
■ ジーン・ケリー
■ テレサ・ブルーワー ：ボブ・シール夫人
2023/01/20 訳
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