I'M IN LOVE AGAIN

[Verse 1]
Why am I
Just as happy as a child?
Why am I
Like a racehorse running wild?
Why am I
In a state of ecstasy?
The reason is 'cause
Something's happened to me.

[Refrain 1]
I'm in love again,
And the spring is comin',
I'm in love again,
Hear my heart strings strummin',
I'm in love again,
And the hymn I'm hummin'
Is the "Huddle Up, Cuddle Up Blues!"

I'm in love again,
And I can't rise above it.
I'm in love again,
And I love, love, love it:
I'm in love again,
And I'm darn glad of it,
Good news!

[Verse 2]
Someone sad,
Had the awful luck to meet,
Someone bad,
But the kind of bad that's sweet,
No one knows
What a glimpse of paradise,
Someone who's naughty
Showed to someone who's nice.

[Refrain 2]
I'm in love again,
And with glee I bubble.
I'm in love again,
And the fun's just double.
I'm in love again,
If I got in trouble,
I'll be cursin' one person I know.

I'm in love again,
I'm a lovebird singin',
I'm in love again,
I'm the spring lamb springin',
I'm in love again,
Weddin' bells are ringin',
Let's go!


[ヴァース1]
なんで私は
子供みたいに楽しいのかしら?
なんで私は
競走馬みたいに激しく突進するのかしら?
なんで私は
恍惚の状態になっているのかしら?
理由はなぜかというと
私に何かが起こったからなの。


[リフレイン1]
また恋したの、
そうしたら春が訪れたの、
また恋したの、
心の琴線がかき鳴らされているのが聞こえるの、
また恋したの、
私の口ずさむ賛歌は
『身を寄せ合おう、寄りかかろうブルーズ』になっているの

また恋したの、
そしてそこから抜け出せないでいるの。
また恋したの、
そうそのことが好きで好きでたまらないの...
また恋したの、
すごく喜んでいるの、
朗報を!


[ヴァース2]
悲しい誰かは、
ひどい運で出会うのは、
悪い誰かさん、
でもとても素敵な悪いものだってあるわ、
誰にも分からないわ
天国の一面がどんなものか、
不作法な誰かさんが
上品な誰かさんに見せることも。


[リフレイン2]
また恋したの、
歓喜の顔で私は活気づくの。
また恋したの、
それで楽しみは2倍になるの。
また恋したの、
もし面倒に巻き込まれたら、
私はある知ってる人を呪うでしょう。
私はラヴバード(ボタンインコ)の歌、
また恋したの、
私は春に跳ね回る子羊、
また恋したの、
ウェディング・ベルが鳴っているわ、
さあ行きましょう!


(原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に)


※ 1924年に開演されたショー Greenwich Village Follies でジェニー・ドリー等が歌ったシンプルでセンティメンタルな恋の歌。1927年にはポール・ホワイトマン、アイリーン・スタンレイ、ビル・マーレイなどが録音した。

ジェニー・ドリーは当時ヴォードヴィルや劇場、パリのキャバレー等人気があった双子のソング&ダンス・ティーム ドリー・シスターズの一人。ドリー・シスターズは後にベティ・グレイブル、ジューン・ハーヴェイ主演で伝記映画 The Dolly Sisters (1945) が作られている(アガサ・クリスティ―の『ゴルフ場の殺人』(The Murder on the Links, 1923) では彼女たちをモデルにしたと思われる姉妹が登場している)

作詞・作曲のコール・ポーターが母宛に書いた手紙によると、
『この歌の原型はその数年前にパリで書かれて評判となったものの、Greenwich Village Follies での評価は最低で、引き出しにしまって永遠に死んだものと思っていたんだ。しかしおかしなことに、この歌は旅の先々で誰かが歌っているのに出くわしたんだ。去年なんかニューヨークのキャバレーでリフレイン部を何度も演奏されているのを聞いたけど誰もヴァースなんて知らなかったんだ。バンド・リーダーに作者を知っているかと聞いたところ「ハーレムの黒人が書いた」と答えた次第さ。パリ、ロンドン、ローマでも歌われているのに誰もその作者を知らないんだ。でも突然空が晴れ、僕は出版社に電報し出版することを提案したんだ。更にヴァースと2番の歌詞を加えビッグ・ヒットとなったよ。面白い話だね、このあわれな見捨てられていた小品が無事窮地を脱出したなんて』(コール・ポーター歌詞集より)。

歌っているのはジェリ・サザーン、リザベス・スコット、ペギー・キング、ペトゥラ・クラーク、ボビー・ショート、ジョイス・ブリーチ 等(SecondHandSongs によるパフォーマー・リスト参照)



作詞・作曲: コール・ポーター Cole Porter
出典: Greenwich Village Follies (1925)

YouTube
■ ジェリ・サザーン
■ リザベス・スコット
■ ボビー・ショート
■ ポール・ホワイトマン楽団(歌はビング・クロスビー)


2022/10/25 訳


 ページトップへ  上位メニューへ