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MISSOURI WALTZ
(Hush-A-Bye, Ma Baby)
シート・ミュージック表紙
Lyrics by J. R. Shanon
Original melody by John Valentine Eppell
Arr. for piano by Frederic Knight Logan
Hush-a-bye, ma baby, slumbertime is comin' soon;
Rest yo' head upon ma breast while Mommy hums a tune;
The sandman is callin'
Where shadows are fallin',
While the soft breezes sigh
As in days long gone by.
Way down in Missouri where I heard this melody,
When I was a happy youngster upon ma Mommy's knee;
The young folks were hummin',
Their banjos were strummin'
So sweet and low.
Strum, strum, strum, strum, strum,
Seems I hear those banjos playin' once again
Hum, hum, hum, hum, hum,
That same old plaintive strain.
Hear that mournful melody,
It just haunts you the whole day long,
And you wander in dreams
Back to Dixie, it seems,
When you hear that old-time song.
[Repeat first and second stanzas]
静かにお眠り、私の赤ちゃん、おやすみの時間はすぐに来るから；
お母ちゃんがハミングするから私の胸に頭を当てるのよ；
眠りの精が呼んでいる
影が降りるところで、
優しいそよ風がため息をもらしていた
過ぎ去りし久しき日々のこと。
はるかミズーリで僕はこのメロディーを聞いた、
僕がお母ちゃんの膝の上にいた幼かった頃；
若かった人々はくちずさんで、
バンジョーをかき鳴らしていた
とても優しく静かに。
ポロン、ポロン、ポロン、ポロン、ポロン、
またあのバンジョーの音が聞こえるよう
ムー、ムー、ムー、ムー、ムー
あの懐かしくも、もの悲しいおなじみのメロディーが。
聞こえるのはあの悲しみを帯びたメロディー、
それはただ君に日がな一日取り憑く、
君は夢の中をさ迷い
懐かしの南部へと連れ戻してくれる、
君があの古き時代の歌を聞いた時は。
※ 後にミズーリ公式州歌となった子守歌で、ミズーリ出身のハリー・トルーマン大統領のフェヴァリット・ソングで在任中はしばしば演奏されたという。
ティン・パン・アリー辞典によれば、フレデリック・ナイト・ローガンがピアノ演奏曲として 1914年に発表したものだが、後に元のメロディーは黒人ギタリストのジョン・ヴァレンタイン・エペルが演奏していたものから拝借したものと分かったという。 1916年にジェイムズ・ロイス・シャノンが歌詞をつけ発表したシート・ミュージックは百万部を超える売れ行きを誇ったという。ティン・パン・アリー時代によくある『百万部を超える売上』はどこまで信じていいか不明だが、とにかくヒットしたことは間違いないようだ。
wikipedia には、原曲は当時有名だったラグタイム・ピアノ奏者のリー・エドガー・セトルによる The Gravyard Waltz が元のメロディーだったとの情報もある。オリジナルの歌詞は差別的な表現が含まれたもので後に差別的な表現を避けた歌詞に変えられたが、元は黒人が子供の頃母から聞いた子守歌を懐かしむといった内容だったようだ。
最初の録音はヴィクター・ミリタリー・バンド。知られている録音としては、グラン・ミラー、ケイ・スター（オリジナルの歌詞で歌っている）、ビリー・ヴォーン、ビング・クロスビー、ペリー・コモ、ジョニー・キャッシュなど（SecondHandSongs によるパフォーマー・リスト参照）
作詞： ジェイムズ・ロイス・シャノン James Royce Shannon (1916)
作曲： フレデリック・ナイト・ローガン Frederick Knight Logan (1914)
原曲： ジョン・ヴァレンタイン・エペル John Valentine Eppell
YouTube
■ ケイ・スター（オリジナル歌詞）
■ ペリー・コモ
■ ビング・クロスビー
■ グレン・ミラー
■ ジョニー・キャッシュ
■ エディ・アーノルド
2022/07/25 訳
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