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SING, YOU SINNERS

[ヴァース]
ハーモニーを響かせよう
天国にまで届くように
そして歌うのだ、罪びとたちよ


[リフレイン]
ただ腕を振り回して
神様に君たちの叫びを聞いてもらおう
音楽をまさに注ぎ出して
そして歌うのだ、罪びとたちよ

音楽があるならば
悪魔は文句を言うさ
奴は三途の川での
音楽は許してないから

邪悪な者たち、堕落した者たち、
そうお前たち誰もが不品行者たちなのだ、
もし救われたければ
さあ歌うのだ、罪びとたちよ！


（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）

※　ミュージカル映画 Honey (1930) で歌われた群衆を鼓舞する活発なナンバーで、1930年代のスゥイング時代の案内役となった最初のヒットの一つといわれる。

映画では南部のプランテーションで働く黒人たちが、宗教復興運動で集会を開いている場面で、テス・ガーデラが民衆を鼓舞を鼓舞するように歌いはじめ、集会参加者がそれに合わせて踊り歌う、その後白人少女のミッツィ・グリーン（ロジャーズ＆ハートのミュージカル Babes in Arms で My Funny Valentine を紹介した）が黒人少年たちをバックに歌い、集会に紛れ込んだ白人女性相続人役リリアン・ロスが群衆の熱気につられて歌い出すといった具合で、作詞のサム・コズロウがサン・ディエゴで開かれた宗教復興集会に参加した後にこのアイデアが浮かんだという。（1937年のマルクス兄弟映画 A Day in the Race (マルクス一番乗り）でアイヴィー・アンダーソンが歌った All God's Chillun Got Rhythm のシーンを思い起こされる）

リリアン・ロスのレコードやヴォードヴィル・スターのベル・ベイカーがこの歌の人気に拍車をかけたという。他にデューク・エリントン楽団（クレディットはチャールストン・チェイサーズで歌はアーヴィング・ミルズ）、マーガレット・ホワイティング、トニー・ベネット、サミー・デイヴィス、スーザン・ヘイワード（リリアン・ロスの伝記映画 I'll Cry Tomorrow) 、メル・トーメ、マンハッタン・トランスファー などが歌っている。（SecondHandSongs によるパフォーマー・リスト 参照）

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作詞： サム・コズロウ Sam Coslow
作曲： フランケ・ハーリング W. Franke
出典： 映画 Honey (1930) より Tess Gardella, Mitzi Green, Lillian Roth and chorus が歌った

YouTube
■　サミー・デイヴィス Jr.
■　マンハッタン・トランスファー
■　トニー・ベネット
■　メル・トーメ
■　映画クリップ
　

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2022/06/15 訳

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