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SOMETIME AGO

あなたと出会った時に人生が始まった
ちょっと前のこと。
遊びの愛だった
ちょっと前のこと。
とても慣習にとらわれない
あなたと私、
それに本質的には
若くて自由だった。

私たち二人ともとても利口だった
終わりになるまでは。
心のない少女の
ふりをしたらよかったのに。
今、私は分かってきたの
回復するとともに、
愛はただの遊びじゃあなかったと、
でも私たち二人だけが
非難されるべきだったと。


（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）

※　チック・コリアのアルバム Return to Forever にも同名の歌があるが、こちらはアルゼンチン生まれの曲でアメリカでは 1962年に発表された愛の破局をテーマにしたバラード。どちらかというと演奏曲という印象が大きくJazzStandards.comのランキングでは831位につけている。

ジャズ楽譜サイト jazzleadsheets.com の説明によると、
『セルジオ・ミハノビッチはブエノスアイレス生まれの母国では人気の作曲家である。彼の活動領域はアルゼンチン映画のサウンドトラック、劇場作品曲、ナイトクラブの活動、ジャズ（サックス奏者ガトー・バルビエリとの共演）及びポップ方面のレコーディング、教育者、作詞・作曲家と広い。1960年代は一時期米国に居住しており、彼の書いた歌は Second Floor Music 音楽出版社のカタログにも登録され、ピアニスト／歌手／作曲者としても活動した。

彼の最も知られた作品は、Sometime Ago で演奏曲としてはキャノンボール・アダレー、ビル・エヴァンス、アート・ファーマー、スタン・ゲッツ、ジョーパス、ジョージ・シアリング、クラーク・テリー、ボブ・ブルックマイヤー他多くの人が手掛けている。歌ものとしては、アイリーン・クラル、マーク・マーフィー、ジュディ・二―マックなどがいる。この曲がアメリカに紹介されたのはギター奏者ジム・ホールがアルゼンチン人サックス奏者ガトー・バルビエリの演奏を1960年に聞いたことがきっかけである。ジム・ホールはこの曲に恋をしアート・ファーマーに持ち込み、この曲を人気曲にした。それ以降スタンダードの地位を確立したが、この曲を書いた人のことはほとんど知られていない。』

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作詞・作曲： セルジオ・ミハノビッチ Sergio Mihanovich (1962)

YouTube
■　アイリーン・クラル
■　ラドカ・トネフ
■　ティナ・メイ
■　ビル・エヴァンス

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2022/02/15 訳

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