LAZY

[Verse 1]
Ev'ry time I see a puppy
Upon a summer's day,
A puppy dog at play,
My heart is filled with envy—
That's because my heart is yearning
To pass the time away
Like that pup, 'cause I'm all fed up,
And tho' it's wrong to be,
I long to be


[Refrain]
Lazy—
I want to be lazy.
I want to be out
In the sun
With no work
To be done,

Under that awning
They call the sky,
Stretching and yawning,
And let the world go drifting by.

I want to peep
Through the deep
Tangled wildwood,
Counting sheep
Till I sleep
Like a child would,

With a great big valise full
Of books to read where it's peaceful
While I'm
Killing time
Being lazy.


[Verse 2]
Life is short and getting shorter
With each day that goes by,
And how the time does fly!
Before you know it's over
That's why I'm in such a hurry
To pack my things and fly
To a spot where it's nice and hot
And hear the birdies sing
While I'm being


[ヴァース1]
いつも夏の日に
遊んでいる子犬を見るたびに、
僕はうらやましくなってしまうんだ...
時間をだらだら過ごしてみたいなって
あの子犬のように、
だって僕はうんざりさ、
間違ってるかもしれないけど
僕が憧れるのは、


[リフレイン]
だらだら過ごすこと、
僕はだらだら生きたいんだ、
僕はお日さまの下にいて
やらなければならない仕事なんてなしに、

空と呼ばれる
ひさしの下で、
伸びやあくびをして、
世の中がのんびり過ぎるのを見るんだ。

僕の望みは
からみあった原生林の
奥深くを覗くこと、
羊の数を数えて
眠りに入ること、
子供がするように、

大きな旅行かばんに
本をいっぱい詰め込んで
平穏な気持ちになるのは
僕が時間をつぶして
だらだらしている時なんだ。


[ヴァース2]
人生は短く毎日を過ごすうちに
だんだん短くなっていく、
光陰矢のごとしさ!
あっという間に終わってしまうのさ。
だから僕は急いで
旅に必要なものをパックしていく先は
心地よく暖かい所、
そこで小鳥のさえずりを聞いて
その時の僕は、

(リフレイン)


(原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に)


※ タイトルどおりだらけた感じのする歌。しかしメロディーは単調でなく予測しがたい。普通にあるオープニングの旋律が繰り返されることはなくABCDのストラクチャーとなっているので曲は思い出しにくそうに感じる。歌詞も気ままな人生を送りたいという気持ちを、パターンを変えて列挙している。

ブロックス・シスターズ The Brox Sisters がこの曲を紹介し初録音したものの、評判となったのはブロッサム・シーリーがヴォードヴィルで歌ってからで、初期の録音としてはアル・ジョルスン、ポール・ホワイトマン楽団のものもヒットした。1954年には作者のアーヴィング・バーリンの曲だけで構成したエセル・マーマン主演のミュージカル There's No Bisiness Like Show Business で、ミッツィ・ゲイナー&ドナルド・オコーナーをバック・ダンサーにしてマリリン・モンローが歌った。ミッツィ・ゲイナーは後にヴァーヴにこの歌を録音している。

ディック・ヘイムズ、デイヴ・マッケナ、ボブ・クロスビー、ジュディ・ホリディ、ビング・クロスビー、エラ・フィッツジェラルド、ヘレン・ウォード、最近のものではアンドレア・マルコヴィッチ、ハリィ・ニルソン、アン・トッフルマイヤーなどの録音がある。




作詞・作曲: アーヴィング・バーリン Irving Berlin (1924)

YouTube
■ マリリン・モンロー(映画クリップ)
■ エラ・フィッツジェラルド
■ ミッツィ・ゲイナー
■ アン・トッフルマイヤー


2022/01/25 訳


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