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A CHRISTMAS LOVE SONG

The Johnny Mandel Songbook

クリスマスに欲しいものはあなただけよ。
あなたこそが私の夢を全て実現させてくれる人なの。
クリスマスに必要なものはこれだけ、
見つけるのはどれもみなうれしい驚きで
あなたの瞳の中にラップされて、
私を待っているのは
木の下で。

二人で一日を過ごしましょう
キスを交わし、
微笑んで交わす言葉は『こんなクリスマスは素敵だね！』

雪のひとひらが現れるよりずっと以前から、
ベルもヤドリギも
銀色に輝く飾りが無くとも。
あなたは私をただ見つめてくれる、そう、クリスマスはここにあるの。


（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）

※　タイトルで分かるとおりのクリスマスを題材にしたテンダーなバラード。

1990年発行のマンデル楽譜集の序文には『作詞のアランとマリリン・バーグマンがマンデルに問いかけたのは、「他の種類の曲と違い、何がクリスマス・ソングをクリスマス・ソングらしく聞こえさせるの？」 だった。マンデルは 「僕には本当に分からないし気にもしていないよ、そうなったらそうなるだけさ。」 と答えた。クリスマス・ソングの評価基準は時だ。それでいけばこの歌は判断するには新しすぎる。しかしマンデルとバーグマンの数々の歌は強い粘着作用を持つ傾向がある。しばらく様子を見てみよう。』とある。

調べた所、マンハッタン・トランスファー、ローズマリー・クルーニー、マイケル・ファインスタイン、ジョニー・マティス、ブロッサム・ディアリー、マーリーン・ヴァープランク、バーブラ・ストライサンド、トニー・ベネット などのいわゆる本格派ポピュラー歌手には歌われているものの、大ヒットしたこともなく、どこまでアメリカ人の耳になじんでいるかは分からない。

しかもバーリンの『ホワイト・クリスマス』やメル・トーメの『クリスマス・ソング』が作られた時代と違いクリスマスを題材とした歌の数は毎年増えておりジャンルも多岐にわたっている。上記序文に書かれた疑問、クリスマス・ソングの定番か？、の判断は難しいが『大人の』というタイトル付きでクリスマス・ソングの名曲の仲間入りを、この30年以上前に作られた美しい歌にあげてもいいのではないだろうか。

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作詞： アラン＆マリリン・バーグマン Alan & Marilyn Bergman
作曲： ジョニー・マンデル Johnny Mandel (1988)

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■　マンハッタン・トランスファー
■　ローズマリー・クルーニー
■　マイケル・ファインスタイン
■　ジョニー・マティス

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2021/12/25 訳

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