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HANDS ACROSS THE TABLE
[Verse1]
Dinner is ended, the music is grand
Softly the lantern's gleam
Isn't it splendid to sit hand in hand
Silently lost in a dream?
[Refrain]
Hands across the table
While the lights are low
Though you hush your lips, your fingertips
Tell me all I want to know
Hands across the table
Meet so tenderly
And they say in their little way
That you belong to me
[Verse2]
Silence is golden, so do not reply
And I shall understand
All can be told in a look of your eye
And in a touch of your hand
(refrain)
[ヴァース１]
ディナーは食べ終わり豪華な音楽、
柔らかくランタンはきらめいている。
すてきじゃない、手を取りあって
夢の中で静かに迷ってしまうのは？
[リフレイン]
テーブルに向かいあっての手と手、
ほの暗い灯りで、
あなたが唇を開かず黙っていても、あなたの指先が
伝えるのは、私が願うものだけ。
テーブルに向かいあっての手と手、
優しく触れ合う。
手と手が語るのは、可愛いやり方で
『あなたは私のものよ』。
[ヴァース２]
沈黙は金、だから答えないで、
私には分かるから。
あなたの瞳だけで全てを語れるの、
それとあなたの手ざわりで．．．
（リフレイン）
（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）
※ 楽団がロマンティックな音を奏でるレストランでのディナーの後、愛し合うふたりは交わした手で愛を確かめ合う。
言葉を交わさなくとも目で愛を伝え合うという歌詞パターンはよくあるが、これは手や指先で愛の言葉を交わすという新規のアイデアを歌にしている。
もともと 44公演と短命で終わった欧州人歌手によるショー Continental Varieties (1934)の途中から追加された歌でシャンソン歌手リュシエンヌ・ボワイエ Lucienne Boyer によって紹介された。作曲のジャン・デレトル Jean Delettre はボワイエの伴奏ピアニスト、作曲家。英歌詞は、既存曲やクラシックに歌詞を付けることに長けた職人作詞家ミッチェル・パリッシュ。
書籍 Sentimental Jouney (Marvin E. Pyamer) には『リフレインは16小節と短くシンプルなメロディーで繰り返される短三度のインターヴァル、ＧからＢフラット、ＦからＡフラット、のような単純な型は当時のフランス風である』と記述されている。
SecondHandSongs のページにはオリジナルは1932年のシャンソン Je ne savais pas（知りませんでした）と記されているが、聞いた所では同じ曲のようには感じられない。
当時、ダンス・バンドのハル・ケンプ楽団（歌はスキニー・エニス）、エディ・デューティン楽団などのレコードによりダンス・ナンバーの人気曲となった。翌年には同名の映画でオープニング・クレディットで使われた。
ドーシー兄弟楽団（歌はケイ・ウェバー）、ファッツ・ドミノ、グロリア・リン、ジョニー・レイ、ディーン・マーティン、ジゼル・マッケンジー、リー・ワイリー、サラ・ヴォーン、シルヴィア・シムズ、ティナ・ルイス、エディ・アーノルドなどジャンルを問わず歌われた。
作詞： ミッチェル・パリッシュ Mitchell Parish
作曲： ジャン・デレトル Jean Delettre
出典： レヴュー Continental Varieties (1934) でリュシエンヌ・ボワイエが紹介
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■ サラ・ヴォーン
■ フランク・シナトラ
■ リー・ワイリー
■ ハル・ケンプ楽団（歌：スキニー・エニス）
2021/12/15 訳
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