GIVE HIM THE OOH-LA-LA

[Refrain 1]
Say your fond of fancy things,
Diamond clips and em'rald rings,
And you want your man to come through,
Give him the Oo-la-la.

When your car is asked to stop
By a handsome traffic cop,
'Less you want a ticket or two,
Give him the Oo-la-la.

If Napoleon at Waterloo-la-la
Had an army of debutantes,
To give the British the well known Oo-la-la
He'd have changed the history of France.

When your fav'rite Romeo
Grabs his hat and starts to go,
Don't reveal the fact that you're blue,
Don't break down and start to boohoo,
There's but one thing for you la la
To la la
Do la la,
Dance a hula
And give him the Oo-la-la.

[Refrain 2]
If the tax man calls one day
And insists you pay and pay,
Just to cut you taxes in two,
Give him the Oo-la-la!

If your rich old uncle Ben,
Starts to make his will again,
Just before his lawyer is due,
Give him the Oo-la-la!

If Mr. Roosevelt desires to rule-la-la,
Until the year nineteen forty-four,
He'd better teach Eleanor how to Oo-la-la!
And he'll be elected once more.

If your bridegroom at the church,
Starts to leave you in the lurch,
Don't proceed to fall in faint,
Don't run wild and crack up a saint,
There's but one thing for you-la-la,
To-la-la
Do-la-la,
Gg Tallulah
And give him the Oo-la-la!
La-la, la-la, la-la,
The Oo-la-la,
The Oo-la-la,
The Oo-la-la, Oo-la-la,
Oo-la-la, Oo-la-la,
Oo-la-la!

*****************************************
(Blossom Dearie version)
Say your fond of fancy thing
Diamond clips and em'rald rings
And you want your man to come through
Give him the Ooh-la-la

When your car is asked to stop
By a handsome traffic cop
'Less you want a ticket or two
Give him the Ooh-la-la

If Napoleon at Waterloo-lala
Had an army of debutantes
To give the British the well known Ooh-la-la
He'd have changed the history of France

When your favorite Romeo
Grabs his hat and starts to go
Don't reveal the fact that you're blue
Don't break down and start to boo hoo
There's just one thing for you la la to la la do la la
Like Tallulah just give him the Ooh-la-la

If Napoleon at Waterloo-lala
Had an army of debutantes
To give the British the well known Ooh-la-la
He'd have changed the history of France

When your favorite Romeo
Grabs his hat and starts to go
Don't reveal the fact that you're blue
Don't break down and start to boo hoo
There's just one thing for you la la to la la do la la
Like Tallulah just give him the Ooh-la-la
The Ooh-la-la
The Ooh-la-la
You'd better be like Tallulah
Don't be a fool-ah
Give him the Ooh-la-la


[リフレイン１]
ねえあなたはファンシーなものが好きでしょ、
ダイヤのクリップやエメラルドの指輪なんかを；
もしあなたの彼氏に払わせたいんなら
彼にエロエロ光線を送ることね！

車を止めるように、
ハンサムな警官に言われたときは、
違反チケットを切られるのがお望みでなければ、
彼にエロエロ光線を送ることね！

ワーテルローでみじめな思いをしたナポレオンが、
社交界デビュー前の若い娘たちを兵隊にして、
英国軍にあのエロエロ光線を送っていたら、
フランスの歴史を変えたでしょうね。

あなたの大好きなロミオが
帽子をつかんで出て行こうとしたときは、
悲しさを顔に出しちゃだめ、
取り乱して文句を言っちゃだめ、
やることは一つだけ、
エロエロよ
エロエロするの
フラダンスを踊って、
エロエロ光線を送るのよ


[リフレイン２]
もし税務署の人がある日訪ねてきて
もっと払うように言ったのなら、
税金を半分にするためには、
エロエロ光線を送るのよ！

金持ちの老人ベン叔父さんが、
遺言を書き直そうとしたら、
弁護士が来る直前に、
エロエロ光線を送るのよ！

ローズヴェルトさんが1944年まで　（★）
統治者でいたいと思っていたんなら
彼はエレノアにエロエロの方法を教えれば、
もう一度当選するでしょうね。

もしあなたの花婿さんが教会で、
あなたを見捨てようとしていたんなら、
気絶しようとしないことよ、
怒り狂って聖人像を壊そうとしないこと、
やることは一つよ、
やることは、
タルーラになって　（★★）
彼にエロエロ光線を送るのよ！
エロエロよ、
エロエロよ、
エロエロよ
エロエロなの！



[ブロッサム・ディアリー版]
ねえあなたはファンシーなものが好きでしょ、
ダイヤのクリップやエメラルドの指輪なんかを；
もしあなたの彼氏に払わせたいんなら
彼にエロエロ光線を送ることね！

車を止めるように、
ハンサムな警官に言われたときは、
違反チケットを切られるのがお望みでなければ、
彼にエロエロ光線を送ることね！

(*)
ワーテルローでみじめな思いをしたナポレオンが、
社交界デビュー前の若い娘たちを兵隊にして、
英国軍にあのエロエロ光線を送っていたら、
フランスの歴史を変えたでしょうね。

(**)
あなたの大好きなロミオが
帽子をつかんで出て行こうとしたときは、
悲しさを顔に出しちゃだめ、
取り乱して文句を言っちゃだめ、
一つだけしかないの、
やることは
タルーラのように
エロエロ光線を送るのよ

(*, ** 繰り返し)
エロエロよ、エロエロよ、
タルーラみたいになるの
馬鹿は駄目よ
エロエロ光線を送るのよ。


※　 ooh-la-la は俗語で、（フランス人と共に連想される）エッチな感じ、エロっぽさ、色っぽい娘などの意味。


★　フランクリン・Ｄ・ローズヴェルト大統領のこと。この歌が書かれたのは1939年で彼の第３選目の選挙を示唆している。エレノアは大統領夫人で足の不自由な夫を助けるために政治活動をしたという。

★★　この行は go Talllulah
タルーラは、女性の名前と思われるが、誰を指すのか不明だった。(最も想起される名前は女優のタルーラ・バンクヘッド Tallulah Bankhead ではあるがはっきりとはしない）

ブロッサム・ディアリーのアルバム Give Him the Ooh-La-La のライナーノーツでは次のように記述されている。
『このアルバムのタイトルにもなっているコール・ポーターの Give Him the Ooh-la-la の大まかな意味は、女性が昔ながらのセックスアピールを見せつけることである。『私の男にしてしまうわ』をポーターは『彼にウー・ラ・ラを上げるの』と表現している。恐竜狩りから洞窟に帰った原始人がこうした誘惑の餌食になってしまう、という昔からの時代を超えた忠告は、しかしこの場合は、少々茶目っ気のあるユーモアをも含んでいる。洗練とユーモアがこの歌の特徴であり、1939年のヒット・ミュージカル『デュバリーは貴婦人』で紹介された歌である。そして、これを歌うミス・ブロッサム・ディアリーの解釈は的を得ていると言えるだろう。ただこの歌には、タルーラという言葉が言及されておりこの言葉を更にはっきりさせたいだろうが、今ではすっかり忘れられた存在となってしまっている。』



作詞・作曲：　コール・ポーター Cole Porter
舞台ミュージカル　Du Barry Was a Lady (1940) よりエセル・マーマンが紹介


歌：



YouTube
■　Andre Manoukian 　：　フランス人ピアニスト　アンドレ・マヌキアンのジャズ・アルバム So In Love のプロモーションビデオらしい。編曲はブロッサム・ディアリー版をそっくり使用。
■　Monica Ramey 　：　ジャズヴォーカリスト モニカ・レイミー（？）だがやはりブロッム版に近い演奏
■　Lorna Windsor 　：　ローナ・ウィンザーはクラシック歌手らしい。

2006/10/03 訳
2013/03/10 レイアウト変更等

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