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SUICIDE IS PAINLESS
(THE SONG FROM M*A*S*H)
映画 M*A*S*H (1970) ポスター
[Verse1]
Through early morning fog I see
Visions of the things to be.
The pains that are withheld for me.
I realize and I can see,
That:
[Refrain]
Suicide is painless,
It brings on many changes,
And I can take or leave it if I please.
[Verse2]
I try to find a way to make
All our little joys relate
Without that everpresent hate
But now I know that it's too late,
And: (refrain)
[Verse3]
That game of life is hard to play,
I'm gonna lose it anyway,
The losing card I'll someday lay,
So this is all I have to say,
That: (refrain)
[Verse4]
The only way to win, is cheat
And lay it down before I'm beat,
And to another give a seat
For that's the only painless feat,
'Cause (refrain)
[Verse5]
The sword of time will pierce our skins,
It doesn't hurt when it begins
But as it works it's way on in,
The pain grows stronger, watch it grin,
For: (refrain)
[Verse6]
A brave man once requested me
To answer questions that are key,
"Is it to be or not to be?"
And I replied, "Oh, why ask me?"
'Cause: (refrain)
[Coda]
And you can do the same thing
If you please.
[ヴァース１]
早朝の霧を通して見えるのは
あるべきものの姿。
僕の中で抑えられていた苦痛。
僕が悟り見えたのは、
それは：
[リフレイン]
自殺は苦もないこと、
それでいろんな変化が生じるもの、
やろうがやるまいが僕の勝手。
[ヴァース２]
僕が探していたのは何とかして
世界のみんなの小さな幸せでつながり合うこと、
それも絶えることのない憎しみなしに、
でも今となっては遅すぎたと分かったのさ、
だから、（リフレイン）
[ヴァース３]
人生というゲームをやりきるのは難しいこと、
どっちみち僕は負けてしまうのさ、
いつか負け札をさらさなければ、
だから僕が言いたいことは、
それは、（リフレイン）
[ヴァース４]
勝つ方法はただ一つ、ずるすること
負かされる前に札をさらさずに、
次の誰かに任せること
それが痛みのない離れ業だから、
だから、（リフレイン）
[ヴァース５]
時という刀は僕らの肌を突き刺すもの、
始めは痛みなんて感じないのに
でもそれが続き利いてくると、
痛みは強くなっていくのさ、その刀が歯をむいて笑うのをご覧
それで、（リフレイン）
[ヴァース６]
ある勇者に昔聞かれたことがあるんだ
大事な問題にどう答えるかについて、
『生きるべきか死すべきかの答えは？』
それで僕は返したのさ、『おや、なんで僕に聞くんだよ？』
だって、（リフレイン）
[コーダ]
そう君も同じことが出来るよ、
よろしければどうぞ。
（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）
※ タイトルは「自殺は苦も無くやれる」とも「自殺すれば（心の）痛みはなくなる」ともとれるが、モダン・フォーク調の歌で、争いと嫉妬だらけで自分の居場所がなくなる人たちへの愛情に満ちたメッセージ性が感じられる。
この歌は、ロバート・アルトマン監督による朝鮮戦争での陸軍移動外科病院を舞台にしたブラック・コメディ映画 MASH (1970) のテーマ・ソング。この歌はオープニングで流れ、リプリーズでは、歯科医ウォルター "ペインレス・ポウル" ワルドウスキが自殺を決意し同僚の医者が彼のための「お別れパーティー」を開く場面で歌われた。(wiki 参照）
作曲はジョニー・マンデル、作詞はロバート・アルトマン監督の当時14歳の息子のマイク。この歌はその後ＴＶシリーズにも使われたので、マイクに支払われたロイヤリティは、2020年までに約200万ドルにも及んだという。一方当時新進の監督だったロバート・アルトマンのギャラは７万５千ドルでしかなかったという。
ジャズ系で歌っているのはスー・レイニー程度しかみつからなかった。ジャズ演奏はビル・エヴァンス、アーマッド・ジャマル、マル・ウォルドロン、ハリー・アレンなどいくつかの演奏が YouTube では見られた。
作詞： マイク・アルトマン Mike Altman
作曲： ジョニー・マンデル Johnny Mandel
出典： 映画 M*A*S*H のテーマ曲 (1970)
YouTube
■ 映画 MASH のオープニング・シーン
■ ビル・エヴァンス
■ アーマッド・ジャマル
■ アーニャ・ダボロフスカ (Ania Dąbrowska)
2021/11/15 訳
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