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DRINKING AGAIN
Drinking Again - Dinah Wasington (1962, Roulette)
Ooh, It's almost two and I'm sitting here
Wishing that I could see you
That's why I'm drinking again
And thinking of when you loved me
I'm having a few, and wishing that you were here
I'm making the rounds, and buying the rounds, for strangers
Yes, I'm being a fool, just hoping that you'll appear
Sure I can borrow a smoke, maybe tell some joker a joke
But who's gonna laugh, who's gonna laugh at a broken heart
That's why its better, drinking again
And thinking of when you left me
Can't you see I'm trying to make it on home
And ain't got nothing but a memory
Maybe I can borrow a smoke, maybe tell some joker a joke
But, who's got the nerve, the nerve to laugh at my broken heart
That's why it's better drinking again
And thinking of when you left me
I'm trying to make it up on home, with just a memory
I know you heard me the first time
I said I'm going to make it on home
And ain't got nothing, nothing but a memory
******
(As recorded by FRANK SINATRA)
Drinkin' again and thinkin' of when, when you loved me
I'm havin' a few and wishin' that you were here
Makin' the rounds, accepting a round from strangers
Bein' a fool, just hopin' that you'll appear
Sure, I can borrow a smoke, maybe tell some joker a bad joke
But nobody laughs, they don't laugh at a broken heart
Oh, yeah, I'm drinkin' again, it's always the same
That same old story
After the kicks there's little old mixed-up me
Tryin' to lose a dream that used to be
Look at me, I'm drinkin' again, drinkin' all over town
Yeah, I'm drinkin' again
もうすぐ２時、ここに座っている私は
もしかしてあなたに会えるかもと願っている。
だから私はまた飲んで
あなたが愛してくれた頃のことを考えているの。
そんなには飲まない、願っているのはあなたがここにいてくれたらと。
あちこち回って、知らない人におごってやるの。
そう、私は馬鹿をやっている、ただあなたが現れないかと望んでいるなんて。
そうタバコをもらい、誰か冗談好きな人に好きに冗談を言うかも、
でも誰が笑うというの、傷心の人間に誰が笑うというの？
だからまた飲んだ方がよくなったの、
それであなたが去った時のことを考えるの。
分かるでしょ、家ではなんとかしようとしているのに、
でもただ思い出しか浮かばない。
そうタバコをもらい、多分誰か冗談好きな人に冗談を言うの、
でも、無神経なやつなんているかしら、傷心の人間を笑うような無神経なやつが？
だからまた飲んだ方がよくなったの、
そしてあなたが去った時のことを考えるの。
家ではなんとかしようとしているの、ちょっとした思い出でもって。
最初は私の言うことを聞いてくれたわね。
私は家では何とかしようとしているの、
でもただ思い出しか浮かばない。
＝＝＝ フランク・シナトラの歌唱 ＝＝＝
また飲んでるよ、それで考えるのはあの頃、君が僕を愛してくれた頃のこと、
そんなには飲まない、ただ願うのは君がここにいてくれたらと。
あちこち回って、たかられたら知らない奴におごってやって、
馬鹿をやってるのさ、君が現れるんじゃないかと望むなんて。
そうタバコをもらい、多分誰か冗談好きにひどい冗談を言うんだ、
でも誰も笑わないさ、みんな失恋した人間を笑うなんてしないものさ。
そうまた飲んでいるんだ、いつだって同じさ、
昔からのおなじみ話さ。
ほろ酔いするといつものちょっと混乱した僕が現れる始末、
絶頂期だった頃の夢は忘れようとしながら。
ねえ、僕はまた飲んでいるのさ、町中を飲み歩くのさ、
そう、僕はまた飲んでいるのさ。
（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）
※ 失恋の痛みを酒で紛らわすトーチ・ソング。1962 年にダイナ・ワシントンが同名のアルバムで紹介したものが最初だろう。
ジャズ歌手が自分の感性で曲の一部を変えたりアドリブするように、時にオリジナルの歌詞に手を加えることがある。例えばビリー・ホリディは、1931年に書かれたスタンダード All of Me を１コーラス歌い上げ間奏の後に、もう一度歌っているが、本来ならば You took the part that once was my heart と歌うべき所を You took the best so why not take the rest (あなたは大事なものを取ったんだから、残りも全部取りなさいよ）と歌詞を変えて歌っている。フランク・シナトラも歌詞変更をよくやる人で、この歌も彼独自の歌詞で歌っている(1967) のでシナトラ版の歌詞訳ものせておく。
他にバニュー・ギブソン、ベット・ミドラー、ヒュー・シャノン、リズ・ギリス＆セス・マクファーレンのデュエットなどの録音がある。
作詞： ジョニー・マーサー Johnny Mercer
作曲： ドリス・タウバー Doris Tauber (1962)
YouTube
■ ダイナ・ワシントン
■ フランク・シナトラ
■ ベット・ミドラー
■ リズ・ギリス＆セス・マクファーレン
2021/10/25 訳
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