MAYBE


ミュージカル Oh, Kay! より Someone to Watch Over Me を歌うガートルード・ローレンスの宣材写真。 抱いている人形はジョージ・ガーシュインが彼女のために街の店をまわり見つけたものだといい、ジュリー・アンドルーズ主演のガートルード・ローレンス伝記映画『スター』(Star!, 1968) でも人形を抱くこのシーンが再現されていた。

[Verse]
Though today is a blue day,
Still tomorrow is near:
And perhaps with the new day,
Cares will all disappear.
Though happiness is late,
And we must wait,
There's no need to be nervous.
There are dreams at your service.

[Refrain]
Soon or late—maybe—
If you wait—maybe—
Some kind fate—maybe—
Will help you discover
Where to find your lover.
You will hear "Yoo-Hoo."
She'll be near you-oo.
Paradise will open its gate—
Maybe soon—maybe late.


[ヴァース]
今日はブルーな日だとしても、
それでも明日はすぐそこに．．．
そして多分新しい日では、
心配事はみんな消えるでしょう。
幸せは遅れているとしても、
それに私たちは待たなければならないとしても、
不安になる必要はないわ。
あなたの役にたつ夢はいつもあるわ．．．


[リフレイン]
遅かれ早かれいつかは ・・・ ことによると ・・・
待ってくれたら ・・・ ことによると ・・・
ある種の運が ・・・ ことによると ・・・
あなたが発見するのを手助けしてくれるでしょう
どこにあなたの恋人がいるのかを。
あなたには聞こえるでしょう 『おーい』と呼ぶ声が、
彼女はそばにいるでしょう、あなたの。
天国はその門を開くでしょう、
ことによるとすぐに ・・・ ことによると遅れるかも。


（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）

※　ガーシュイン兄弟のミュージカル Oh, Kay! (1926) から生まれたロマンティックなデュエット曲で、メイドに変装したケイ（ガートルード・ローレンス）と金持ちのジミー（オスカー・ショウ）が真実の愛を見付けようとする歌。
『ジョージの曲は典型的な彼の曲でなく、どちらかと言えばジェローム・カーンのスタイル。曲は短く（51音のみ）、無駄がなくシンプルながらとても独創的で、paradise opening its gate という歌詞の箇所で上っていくスケールは愛らしい』 (The American Musical Theatre Song Encyclopedia より）

エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、ディーン・マーティン、ディック・ヘイムズ、ヘレン・モーガン、ジョー・デリーズなどが歌っており、JazzStandards.com では983位につけている。



作詞： アイラ・ガーシュイン Ira Gershwin
作曲： ジョージ・ガーシュイン George Gershwin
出典： ミュージカル Oh, Kay! (1926) より

YouTube
■　サラ・ヴォーン
■　エラ・フィッツジェラルド
■　ヘレン・モーガン
■　ビング・クロスビー

2021/09/25 訳

　ページトップへ 　上位メニューへ