DO YOU KNOW WHY?


Book of Ballads : Carmen McRae (1959)

We use to say our love will stay
Until the cows come home,
And then the cows came home,
Do you know why?

We use to say we'll love this way,
Till Hades freezes over,
And then it just froze over,
Do you know why?

We thought we had a future
Dancing a jig for us,
Do you suppose
Our little dream got too big for us

We use to say our love will stay,
Forever and a night,
And now forever's gone,
Darling, do you know why?
Neither do I.


僕らは二人の愛は変わらないと言ったよね
限りなくいつまでもと(牛が帰るまで) ★1
そしたら限りが来たんだ(牛が帰ってきたのさ)
何故だか分かるかい?

僕らはこんな風に愛していこうと言ったよね、
冥府の支配者ハーデスが凍り付くまでずっとと。
そしたら僕らの愛の方が凍り付いてしまったのさ。
何故だか分かるかい?

未来は二人のためにあり、
歓喜のジグを踊ってくれていると思っていたのに。 ★2
君は思っているのかい、
僕らの小さな夢はあまりにも大きくなりすぎたと?

僕らは二人の愛は変わらないと言ったよね、
無限にいつまでもと。
でも今では無限が消えてしまったのさ。
ダーリン、何故だか分かるかい?
僕にも分からないのさ。


(原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に)


※ 映画 Love Thy Neighbor (1940) でメアリー・マーティンとメリー・マクスが歌った、恋人たちが分かれる理由を問いかけるバラードで、当時トミー・ドーシー楽団(歌はフランク・シナトラ)、グレン・ミラー楽団(歌はレイ・エバリー)、ボブ・クロスビー楽団のレコードが評判をよんだ。
その他、カーメン・マクレーは1959年のアルバム Book of Ballads および日本でのライヴ Live At the Dug (1973) で、ナンシー・ウィルソンは1967年録音のアルバム Lush Life で(LPには入らなかったが、1995年のCD再発のボーナス・トラックに収められた)歌っている。

★1: till the cows come home は、長い時間をかけて、長い間、いつまでも、永久にといった意味で、語源は乳を搾る時刻になって牛がのろのろと牛舎に帰ってくる様子から。
★2: jig は 16世紀にイギリスで流行し、その後アイルランド、スコットランドにも伝えられた、飛び跳ねながら踊る活発なフォーク・ダンス。




作詞: ジョニー・バーク Johnny Burke
作曲: ジミー・ヴァン・ヒューゼン Jimmy Van Heusen
出典: 映画 Love Thy Neighbor (1940)

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■ フランク・シナトラ
■ カーメン・マクレー (Book of Ballads)
■ カーメン・マクレー (Live at the Dug)
■ ナンシー・ウィルソン
■ レイ・エバリー


2021/08/05 訳


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