Bosses : Joe Turner and Count Basie (1974, Pablo)
Well, I got a gal, she lives up on the hill
Well, I got a gal, she lives up on the hill
Well, this woman's tryin' to quit me, Lord, but I love her still
She's got eyes like diamonds, they shine like Klondike gold
She's got eyes like diamonds, they shine like Klondike gold
Every time she loves me, she sends my mellow soul
Well, you're so beautiful, you've got to die someday
Well, you're so beautiful, you've got to die someday
All I want's a little loving, just before you pass away
Pretty baby, I'm goin' away and leave you by yourself
Pretty baby, I'm goin' away and leave you by yourself
You've mistreated me, now you can mistreat somebody else
恋人が出来たんだ、彼女は丘の上に住んでいるのさ、
恋人が出来たんだ、彼女は丘の上に住んでいるのさ、
この女は俺を捨てようとしたんだ、神様、でも今でも愛しているんだ。
彼女の目はダイヤモンドのよう、
クロンダイク鉱山の黄金のように輝いているんだ、
彼女の目はダイヤモンドのよう、
クロンダイク鉱山の黄金のように輝いているんだ、
彼女が俺を愛する度に、彼女は俺の心をとろけさせるのさ。
お前はとても綺麗だ、いつかお前も死ぬ運命、
お前はとても綺麗だ、いつかお前も死ぬ運命、
俺がただ欲しいのはお前がちょっとでも愛してくれること、お前が亡くなる前に。
可愛い恋人よ、俺はお前を残して出てゆくぜ、
可愛い恋人よ、俺はお前を残して出てゆくぜ、
お前は俺に酷いことをした、今度は他の男に酷いことをしたらいいさ。
(原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に)
※ wikipedia に解説されているがブギウギ・ピアニストのピート・ジョンソンとブルース歌手ビッグ・ジョー・ターナーが1938年に録音した、最初の R&Bレコードともロックン・ロールの先駆けとなった曲とも言われるブルースで、JazzStandards.com のランク は930位にランクしている。
掛け声が歌のタイトルか?
歌詞はブルースによくある恋人への恨み節の内容となっているが歌自体は付け足しに近いものでタイトルは歌詞の内容とは関係ない。 "roll 'em" が意味しているのははっきり分からないが『楽しくやろうよ、ピート』『みんなを乗せろよ、ピート』とか『鍵盤を転がせなよ、ピート』といった意味なのではないか。ジミー・ラッシングはピート・ジョンソンと1955年に録音しているが、歌は歌わずピート・ジョンソンのブギウギ・ピアノを鼓舞すべく時々 Roll 'em, Pete とか Roll 'em と掛け声を合いの手に入れている。似た曲名にピアニストのメアリー・ルー・ウィリアムズがベニー・グッドマン楽団のために書いたブギウギ曲に Roll 'em がある。
歌っている人には、ジョー・ウィリアムズ(少なくとも3回以上の録音がある)、ジミー・ウィザースプーン、ジョン・ヘンドリックス、ルー・ロウルズなどがいる。
作詞: ジョー・ターナー Big Joe Turner
作曲: ピート・ジョンソン Pete Jonson (1941)
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■ ジョー・ターナー&ピート・ジョンソン
■ ジョー・ウィリアムズ&カウント・ベイシー
■ ジョン・ヘンドリックス、アル・ジャロー&カート・エリング
■ ジミー・ウィザースプーン
2021/07/15 訳