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NO REGRETS
(Tobias - Ingraham)

Quintessential Billie Holiday, Vol. 2 (1936)

後悔なんてないわ、
私たちの恋がつまづいたとしても
後悔なんてないわ、
あなたがいなくなってもいつまでも好きでいるはず。
私たちの幸せな恋は突然終わってしまったとしても、
それでも私の心の中ではあなたはいつまでも私のもの。

後悔なんてないわ、
誰か新しい人をあなたが好きになったからって。
後悔なんてないわ、
あなた、あなたが何と言おうと何をしようと。
私たちの恋はいつまでも続くはずよ、
他の恋人は忘れたとしても、
だからさよならを言います、後悔なしに。


（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）

※　この歌の初録音は英国歌手ヴェラ・リンと言われているが、1936年発表当時他にトミー・ドーシー楽団（歌はジャック・レオナード）、ウィンギー・マノン楽団などいくつかの録音がされたが最も知られているのはビリー・ホリディのブランズウィック録音だろう。
他に、エラ・フィッツ・ジェラルド、アースキン・ホーキンス楽団、フィービー・スノウ、中本マリなどの録音がある（録音リスト 参照）

いかにもありがちなタイトルなので同じタイトルの歌はいくつかあるが同じ歌手が同名異曲を歌うとややこしくなる。例えばエディット・ピアフの晩年の作品 Non, je ne regrette rien (1960) にハル・デイヴィッドが英歌詞をつけた同名曲を、前述のヴェラ・リンやシャーリー・バッシーが歌っている。エディット・ピアフ自身も元のフランス語歌詞に近い内容の No Regrets として歌っているがハル・デイヴィッドのものとは異なる。更にシャーリー・バッシーはエディット・ピアフのものとは異なるフォーク・ロック歌手トム・ラッシュの同名曲を録音している。

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作詞： ハリー・トビアス Harry Tobias
作曲： ロイ・イングラハム Roy Ingraham (1936)

YouTube
■　ビリー・ホリデイ
■　トミー・ドーシー楽団（歌はジャック・レオナード）
■　ヴェラ・リン
■　フィービー・スノウ

参考：同名異曲
1. エディット・ピアフの Non, je ne regrette rien
　(Fr.w. Michel Vaucaire m. Charles Dumont (1960))
♦ Non, je ne regrette rien（仏語） ： 仏語歌詞とその英訳は ここを参照。自分の人生を振り返り、様々な苦難はあったが後悔はなかったと歌っている。
♦ No Regrets（英語） ： 英語歌詞はここを参照。ほぼ原歌詞に近い英語歌詞。

2. エディット・ピアフの歌にハル・デイヴィッドが英語歌詞をつけた No Regrets (Hal David(1961) )
♦ ヴェラ・リン ： 英語歌詞はここを参照。男女の別れの歌となっている。
♦ シャーリー・バッシー（1964年カーネギー・ホール・コンサート）

3. トム・ラッシュの No Regrets (1968)
♦ シャーリー・バッシー (1973) ： 英語歌詞はここを参照。恋人に去られた寂しさを歌っている。

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2021/06/15 訳

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