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FIT AS A FIDDLE
(AND READY FOR LOVE)

映画『雨に唄えば』のヴォードヴィル・アクト場面

[ヴァース１]
（ヘイ、ディドル ディドル、　
　猫にフィドル、
　牛は月を飛び越えた）　
この世は素敵で、
心は軽くて、
僕は赤ちゃんみたい、
『もしかして』じゃなっくて、
僕は自分の運命を知っているのさ。

知らなかったんだ
恋がどんなものかって、
僕の心がぐるぐる回るなんて。
僕の感じるものは、
ただただすごいってことさ。

[リフレイン]
フィドルのようにビンビンで恋の準備は万端、　
空に浮かんでいる月だって飛び越えられるさ、
フィドルのようにビンビンで恋の準備は万端。

心配もないし、憂いもないね、
空中をただよう羽根のような気分さ、
フィドルのようにビンビンで恋の準備は万端。

すぐに教会の鐘が鳴り、
ママとパパと一緒に進むのさ、
町中の教会の鐘が鳴るんだ
ヘイ・ノニー・ノニーとかホッチャチャとね　（★）

ハイ・ディドル・ディドル、恋人はＯＫさ、
僕になぞなぞを頼んでごらん、それで彼女は何と答えと思う？
フィドルのようにビンビンで恋の準備は万端よ。


[ヴァース２]
最高の日さ、
幸運の日なんだ、
僕はとても興奮、
僕はとても満足、
なにに対してもさ。
君は僕の心の中にいて、
決して離れない、
僕はとても幸せさ、
ととも幸せな気分で、
こう歌ってみたいね．．．

（リフレイン）


（原歌詞は 歌詞紹介のページ を参考に）

※　マザーグースのHey Diddle Diddle を引用した能天気な歌で、タイトルは『非常に健康で体調万全』を意味するが語源はバイオリンの弦のようにピンピンに張っている様子から来ているという。
もとは、1932年のレヴュー George White's Music Hall Varieties でハリー・リッチマンが紹介した歌だが、作詞のアーサー・フリード制作による『雨に唄えば』のジーン・ケリーとドナルド・オコーナーによるヴォードヴィル時代の回想シーンで歌われていたシーンの方が有名だろう。

アネット・ハンショー、ドリス・デイ、ケイ・スターなどが歌っている。

★　ヘイ・ノニー・ノニー（Hey nonny nonny）はエリザベス朝からある詩や民謡に使われるナンセンスな囃子詞で nonny には愚かな男という意味もある。シェイクスピアの「お気に召すまま」の It was a lover and his lass や「空騒ぎ」の Sigh no more, ladies などの歌にもこの言葉が見られる。
ホッチャチャ (hot-cha-cha) は、エネルギーに満ちた熱い情熱を意味する囃子詞。

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作詞： アーサー・フリード
作曲： アル・ホフマン、アル・グッドハート Al Hoffman, Al Goodhart
出典： レヴュー George White's Music Hall Varieties (1932) より

YouTube
■　ジーン・ケリー＆ドナルド・オコーナー
■　アヴァロン・ジャズ・バンド
■　ドリス・デイ
■　アネット・ハンショー

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2021/06/05 訳

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