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CRAZY WORLD
映画 Victor/Victoria ポスター
狂った世の中
おかしな矛盾だらけ
まるで子供のよう。
あなたは始めは私をイライラさせ、
それから私を勝ち取った、
その手管でもって。
一分間は気づかいがあり、
優しく、
それから夏の嵐のように気まぐれになる。
あなたの心が温かくなってきたと信じたとたんに、
あなたは冷たく、
残酷に、
それなのに私は、馬鹿みたいに
何とかしようとし、
希望にしがみつく。
狂った世の中、
毎日がジェット・コースターに乗っているみたい。
でも私にもプライドはあるの、
諦めないつもり、
たとえ私が勝つことがないと分かっていても。
ああ、どんなに愛しているかこの
狂った世の中を、
狂った世の中を。
（原歌詞は 歌詞ネット を参照した）
※ 売れない女性歌手ヴィクトリアが女装した男性ヴィクターとしてキャバレーで歌うはめになるという 1982 年のミュージカル映画 Victor/Victria でジュリー・アンドルーズが歌った曲（この映画は1933年のドイツ映画 Viktor und Viktoria のリメーク）。1995年にはこれを元にブロードウェイ舞台化がされたが、この時もアンドルーズが主演をつとめた。
報われない恋を歌ったものだが、タイトルはこの映画の捻ったストーリー『女性歌手が女装した男性として舞台で歌い、ギャングが女性だと思っていたその歌手に惹かれるが、女が男性と分かるもののそれでも愛は変わらないと思うようになる』という狂った世界を表しているのだろう。
ジュリー以外に、ジャネット・サイデル、ジョニー・マティスなどが歌っている。
作詞： レスリー・ブリッカス Leslie Bricusse
作曲： ヘンリー・マンシーニ Henry Mancini
出典： 映画 Victor/Victoria (1982) より
YouTube
■ ジュリー・アンドルーズ（映画クリップ）
■ ジャネット・サイデル
■ ジョニー・マティス
2021/01/15 訳
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