I DON'T WANT TO SET THE WORLD ON FIRE

僕は世界中に火をつけて名を上げたいわけじゃないんだ、（※）
ただ僕は君の心の炎をともしたいだけなんだ。
僕の心にある望みは唯一つ、
それは君だけ、他の人はいらない。

僕は世界中の喝采を浴びようなんて野望は失せてしまったのさ；
ただ君に愛されたいだけなんだ、
そして君も同じ気持ちだと認めてほしいんだ、
僕の夢見てきたところにもう行き着くんだ、信じてよ。
僕は世界に火を点けて世間を驚かせたいわけじゃないんだ、（※）
ただ僕は君の心の炎をともしたいだけなんだ。


※：set the world on fireというフレーズは、「（めざましいことをして）世間を驚かせる、名を上げる」といったイディオム。

この歌は1941にインクスポッツの歌でヒットしたが、『この年にアメリカが第二次世界大戦に参戦したこともヒットの背景にあるようだ』と、青木啓氏はあるライナーノーツで言っている。


作詞・作曲 エディー・シーラー、ソル・マーカス、ベニー・ベンジャミン、エディー・ダーハム Eddie Seiler, Sol Marcus, Bennie Benjamin & Eddie Durham
出典： The Ink Spots 1941年のヒット曲

CD, LP
● ベティ・カーター Betty Carter : モダン・サウンド・オヴ・ベティ・カーター (MCA)
● フランキー・レイン The Very Best of Frankie Laine (ABC)
● インク・スポッツ The Ink Spots Greatest Hits (Decca)

2006/09/09 訳
2012/05/10 レイアウト変更等

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