Make Someone Happy : Rebecca Kilgore
Hear my voice where you are;
Take a train, steal a car;
Hop a freight, grab a star_
Come back to me.
Catch a plane, catch a breeze;
On your hands, on your knees;
Swim or fly, only please,
Come back to me!
On a mule: in a jet:
With your hair in a net,
In a towel wringing wet_
I don't care, this is where
You should be.
From the hills, from the shore,
Ride the wind to my door.
Turn the highway to dust.
Break the law if you must.
Move the world, only just
Come back to me.
Blast your hide, hear me call;
Must I fight City Hall?
Here and now, damn it all!
Come back to me.
What on Earth must I do,
Scream and yell, 'til I'm blue?
Curse your soul, when will you
Come back to me?
Have you gone to the moon
Or the corner saloon
Or to wreck and to ruin
(And the rack an' to "roon"?
Madem'selle, where in Hell can you be?
Leave a sign on your door,
"Out to lunch evermore"
In a Royce or a van;
Wrapped in mink or Saran;
Anyway that you can_
Come back to me.
Hear my voice through the din;
Feel the waves on your skin
Like a call from within_
Come back to me.
Leave behind all your own;
Tell your flowers
You will phone;
Let your dog walk alone_
Come back to me.
Let your tub overflow.
If a date waits below,
Let him wait for Godot.
Come by rail, come by mail, C.O.D.
Come in pain or in joy.
As a girl, as a boy,
In a bag or a trunk,
On a horse or a drunk,
In a Ford or a funk,
Come back to me.
Come back to me.
Come back to me.
聞こえるかい、どこにいるんだ;
列車に乗っても、車を盗んでもいい;
貨物車に飛び込むんだ、さっと星を捉えて
戻ってくるんだ。
飛行機に乗るんだ、風を捕まえるんだ、
君の手で、君の膝で;
泳いでも空を飛んでも、ただお願いだ、
戻ってくるんだ。
ラバに乗っても、ジェットでも:
君が頭にヘア・ネットを被っていても、
タオルで乾かしていても、
気にするもんか、こここそ
君がいるべきところだから。
山からでも、海岸からでも、
風に乗って僕のところに来るんだ。
街道を埃だらけにさせても、
必要なら法を破っても。
世界を動かすんだ、ただただ
戻ってくるんだ。
隠れ家を吹き飛ばすんだ、僕の呼ぶ声を聴くんだ;
僕は官庁と戦わなければならないのか?
今すぐにでも、ちくしょう!
戻ってくるんだ。
一体僕は何をしたらいいんだ、
泣いて叫ぶのか、気落ちするまで?
君を呪うよ、いつになったら君は
戻ってくるんだ?
月に行ったのか
それとも酒場の片隅で
酔っ払っているのかい?
マドモアゼル、一体どこにいるんだ?
ドアに札をかけておくんだ、
『昼食で永遠に外出中』
ロールス・ロイスかヴァンの中にいるのか;
ミンクに包まれているのかい、それともサラン・ラップの中に;
とにかく君がすべきことは、
戻ってくるんだ。
喧噪の中でも僕の声を聞くんだ、
君の肌で波を感じるんだ
まるで心の中の呼び声みたいに、
戻ってくるんだ。
持ち物は全部捨てて出て来いよ;
部屋の花にはこう伝えるんだ、
後で電話すると;
君の犬は一人歩きさせてやるんだ、
戻ってくるんだ。
風呂は溢れるままにしろ。
デートで待っているやつがいたら、
彼はゴドーを待ちながらにさせておけ。
線路で来るんだ、着払いの手紙で来てもいい。
苦しんで来ても、楽しんで来てもいい、
少女名義でも、男子名義でも、
バッグに入るか旅行鞄にに入っても、
馬で来ても、酔っ払っていても、
フォードに乗っても、怖くても、
戻ってくるんだ、
戻ってくるんだ、
戻ってくるんだ。
※ テレパシーで恋人に呼びかける
この活きがよくユーモラスなリスト・ソングは、1965年のミュージカル『晴れた日に永遠が見える』 On a Clear Day You Can See Forever のために書かれた歌で精神科医マークを演じた、ジョン・カラムによって歌われた。'70年にはバーブラ・ストライサンド主演で映画化されており、この時は精神科医を演じたのイヴ・モンタンが歌った。
舞台のあらすじは、『精神科医マークは催眠療法の研究を行っているが、ある日学生のデイジーからたばこ中毒の治療を依頼される。治療の過程でデイジーは超能力があることにマークは気づく。デイジーは花を早く成長させたり電話が鳴ることを予告することもできた。そしてデイジーは催眠状態のときは、18世紀に存在したメリンダの霊魂再生として現れ身の上を語る。治療を重ねるうちにマークはメリンダに恋をするが、デイジーは自分がメリンダにされるのではないかと心配になりマークの元から姿を消す。
劇の終盤、マークは、メリンダでなくデイジーを愛していることに気づき、姿を消した彼女に戻ってくるようにテレパシーで彼女に歌いかけ (Come Back to Me)、彼女も教授を愛していることに気づき彼のもとに戻ってくる。そして自分の超能力の偉大さに気づいた彼女はマークとともに素晴らしい未来を歩もうとする...』というもので、タイトル曲の On a Clear Day (You Can See Forever) は後にスタンダードとなったが、この歌も多くの人に歌われている。
歌っているのは、マキシン・サリヴァン、フォア・フレッシュメン、マーリーン・ヴァープランク、レベッカ・キルゴア、マット・モンロー、スティーヴ・ローレンス&イーディー・ゴーメ、ロバート・グーレ、フランク・シナトラ、マイケル・ファインスタイン など
作詞: アラン・ジェイ・ラーナー Alan Jay Lerner
(作品リスト , dbopm リスト)
作曲: バートン・レイン Burton Lane
(作品リスト , dbopm リスト)
出典: ミュージカル On a Clear Day You Can See Forever(晴れた日に永遠が見える, 1965)より
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■ フランク・シナトラ
■ バディ・グレコ
■ マキシン・サリヴァン
■ ロバート・グーレ
■ ジョニー・マティス
■ ジョン・カラム
■ ハリー・コニック・ジュニア
■ イヴ・モンタンとアンサンブル :映画のクリップ、途中からの歌詞は多少異なり、フランス語も交えて、次のように歌っている(??とあるのは 適当な訳)
飛行機で、ボートで、 (フランス語)
手回しオルガンで(??)、二頭立て馬車で、 (フランス語)
蒸気で来るんだ、ガスで来るんだ。
無賃乗車を頼み込んで、、
ガラスの上を引っ張って(??)、戻ってくるんだ。
借金は払わずにおいて、
ベッドは乱れたままで、
スフレはスフレしないままで、戻ってくるんだ。
帆船で、貨物車で、
箱の中とかお盆に乗せて、頭は皿に固定して(=冷静に楽ちんにして)、
気にするもんかここが君のいるべき所さ。
苦労してでも楽してでも、
少女名義でも男子名義でも、
袋に入って、それとも旅行鞄に入って、
馬に乗って、それとも酔っ払って、
フォードで、それともおびえながら、
戻ってくるんだ、戻ってくるんだ、戻ってくるんだ。
2020/05/15 訳