our language of love 日本語訳

OUR LANGUAGE OF LOVE

Broadway, Right Now : マーガレット・ホワイティング＆メル・トーメ

[ヴァース]
君が近くにいるとき自分の気持ちに気づくんだ、
君が現れる度に分かるのさ、
抒情歌を朗らかに歌い上げても甲斐なきこと、
二人だけの特別な暗号があるのなら。

[リフレイン]
会話しなくてもいい、歌わなくてもいい、
ただ見つめること、それで全てが分かるものだから、
一言も発しなくてもいいのさ、
二人だけの愛の言語においては。

君の頬に手を触れよう、君は僕の手を取るんだ、
それだけで僕らは分かりあえるのさ、
静寂を破ることが出来るのは、
二人だけの愛の言語によってなのさ。

君にははっきり分かるはず、僕にははっきり分かるから。
この貴重な瞬間があるべきだったことが、
どの瞬間よりもはるかに超えた時間さ、
守護天使たちが通り過ぎているよ。

言葉ではかなえられないもの、
唇から発せられるものでもないんだ、
僕らが伝えている素敵な方法、
『愛している』とは言わなくとも、
二人だけの愛の言語においては。

※　フランス製ミュージカル

　これは1956年にパリで初演されたフランス製のミュージカル Irma La Douce (イルマ・ラ・ドゥース）中の歌。この舞台が好評だったので、1958年にロンドンでもピーター・ブルック演出で上演された。この時の主演、エリザベス・シールとキース・ミッチェルが好演して大ヒットとなったが、これに目をつけたデイヴィッド・メリクが主演の二人ごと買い付け、1960年にブロードウェイに進出させた。1963年には、ビリー・ワイルダー監督、ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン主演で映画化（邦題：あなただけ今晩は）した。ミュージカルが嫌いだった監督は、ミュージカルでなく得意の艶笑コメディにしたものの、この曲は音楽担当のアンドレ・プレヴィンによりインストルメンタルとして使われた。

作曲のマルグリット・モノーは、『愛の賛歌』の作曲者として有名な人でエディット・ピアフのために多くの曲を残している。

歌っているのは、イーディー・ゴーメ、マーガレット・ホワイティング＆メル・トーメ（デュオ）、ジュリアス・ラローサ、ジャック・ジョーンズ、ジェイン・モーガンなど

作詞（英歌詞）：ジュリアン・モア、デイヴィッド・ヘネカー＆モンティ・ノーマン Julian More, David Heneker & Monty Norman
作曲：マルグリット・モノー Marguerite Monnot
出典：フランス製ミュージカル Irma la Douce （やさしいイルマ, 1956）より

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■　マーガレット・ホワイティング＆メル・トーメ
■　ジュリアス・ラローサ
■　ジャック・ジョーンズ
■　キース・ミチェル＆エリザベス・シール
■　イーディー・ゴーメ
■　ジュリー・アンドルーズ＆アンディ・ウィリアムズ

2020/05/15 訳

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