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CLOUDY MORING
Carmen McRae : Second to None (1964)
曇った朝
夜のように暗い、
ビルの頂上は
視界から消えている。
春の兆しはどこにも見えない、
セントラル・パークの木々は緑色とは程遠い。
やがて曇った朝は
ゆっくりと晴れて行き、
ビルの頂上が
再び表れる。
それから突然あなたが私に近づいて来るのが見える、
そして知ったのは今日の日が素晴らしい一日になるはずだと。
※ ポピュラー・ソングらしからぬこの短い歌に関して大滝譲司氏は「この歌詞から連想する歌曲といえば、・・・ガーシュイン兄弟の A Foggy Day で、場所は霧のロンドン・タウン、セントラル・パークは大英博物館と変わるが、突然あなたが現れて素晴らしい日になってしまうまでの発想まで似ている」と記述している。
地味な歌ながら、取り上げている人には、カーメン・マクレー、ジョージ・シアリング（カーメンとのデュエット）、ジュリー・ロンドン、トニー・ベネット、ジャッキー・パリスなどがいる。
作詞の Joseph McCarthy, Jr. は、ナット・キング・コールが歌った I'm Gonna Laugh You Right Out of My Life やシナトラが歌った Why Try to Change Me Now を書いた。作曲の Marvin Fisher はキング・コールが歌った Distination Moon, I Keep Going Back to Joe's や ジョニー・マティスが歌った When Sunny Gets Blue を書いた人だが、二人ともソング・ライター二世であり、作詞者の父親は You Made Me Love You を書いた Joseph McCarthy 、作曲者の父親は Chicago (That Toddling Town), Peg O' My Heart を書いた Fred Fisher である。
作詞： ジョゼフ・マッカーシー・ジュニア Joseph McCarthy, Jr.
(作品リスト , dbopm リスト)
作曲： マーヴィン・フィッシャー Marvin Fisher (1958)
(作品リスト , dbopm リスト)
YouTube
■ カーメン・マクレー
■ ジョージ・シアリング＆カーメン・マクレー
■ トニー・ベネット
■ ジュリー・ロンドン
■ ジャッキー・パリス
2020/02/15 訳
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