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WEEP FOR THE BOY
Millie Vernon / Introducing (1956, Storyville)
あの男の子を思って涙するわ、
あの子のために眠れないの。
彼は彼女を思い枕を濡らし、
そして外の柳は
あの子を思って涙する。
哀れな若者、
チャンスを逃すなんて！
彼は彼女の言ったことを信じたのかしら、
彼女は彼をその腕に抱きしめるつもりだとの言葉を？
だからあの子を思って涙するの。
かつて二人は恋人のように歩いていた、
かつて二人は恋の炎をともに過ごした。
(or かつて二人は夢をともに抱いた）
今の彼は一人で歩いて、
運命を呪っているだけ。
あの男の子を思って涙するわ、
あの子のために眠れないの。
終わりがないわ、彼の願いが叶うまで、
彼女が戻ってくるまでなんて。
だからあの子を思って涙するの。
あの男の子を思って涙するの。
※ 恋人に去られ嘆き悲しんでいる男に思いを寄せる女の悲哀。ここで語られるのはふたつの涙。
あまり手掛けるひともいないこの歌は、おそらくジェリ・サザーンのデッカ版シングル (1953)、が最も初期の録音かと思う。
日本でより知られておりCD入手が可能なのは、 1956年にストーリーヴィルから発売された、ミリー・ヴァーノンのアルバム『イントロデューシング』に収録された曲だろう。
ジェリ・サザーンの録音は、Singles volumue 2 という形でCD化されているが、いくつかの音楽配信サイトではダウンロードの形で入手出来るようだ。
Jeri Southern / Singles vol. 2
歌詞はネットでは見つからなかったので、ジェリ・サザーンとミリー・ヴァーノンの２種類の録音、計３録音の聞き取りによる保証できない参考歌詞を載せる。
Weep for the boy,
There is no sleep for the boy.
He cries for her on his pillow
And outside the willow
Weeps for the boy.
Pity's the lad,
He lost the chance that he had.
Had he believed what she told him
Her arms would still hold him?
So weep for the boy.
Once they walked as lovers.
Once they shared a flame.
(or Once they shared a dream)
Now he walks with no one.
He's the one to blame.
Weep for the boy,
There is no sleep for the boy.
There'll be no end till his yearning,
Until her returning.
So weep for the boy.
Weep for the boy...
作詞： ジャック・ウィルソン Jack Wilson (1952?)
作曲： アル・フリッシュ Al Frisch
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■ ジェリ・サザーン
2019/07/25 訳
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