GIVE ME THE SIMPLE LIFE

[Verse]
Folks blessed who make the best of ev'ry day,
Living by their own philosophy.
Everyone beneath the sun must find a way,
And I have found the only way form me.

[Refrain 1]
I don't believe in
Frettin' and grievin'
Why mess around with strife?
I never was cut out
To step and strut out.
Give me the simple life!

Some find it peasant
Dining on pheasant,
Those things roll off my knife.
Just serve me tomatoes
And mashed potatoes;
Give me the simple life.

A cottage small is all I'm after,
Not one that's spacious and wide.
A house that rings with joy and laughter
And the ones you love inside.

Some like the high road,
I like the low road,
Free from the care and strife.
Sounds corny and seedy,
But yes, indeedy,
Give me the simple life!

[Refrain 2]
Living I find is
Best when your mind is
Keen as a carving knife.
I'm crazy about sleep,
Can't do without sleep.
Give me the simple life!

I love to whittle
And play a little
Tune on a ten-cent fife.
I don't aim to warry,
Hustle and hurry;
Give me the simple life.

I greet the dawn when I awaken,
The sky is clear up above.
I like my scrambled eggs and bacon
Served by someone that I love.

Life could be thrilling
With one who's willing
To be a farmer's wife.
Kids calling me Pappy
Would make me happy;
Give me the simple life!


[ヴァース]
毎日を精一杯大切に生きる人に神の祝福あれ、
みんな自分なりの哲学で生きているんだ。
お天道様の下にいる誰でも生き方を持つべき、
僕は自分だけのものを見つけたんだ...

[リフレイン1]
僕は信じられないんだ、
 くよくよしたり嘆いたりが好い事なんて。
何で厄介事に振り回されるのさ?
僕はそんな男じゃないんだ、
 かっこつけてふらつき回るなんてタイプでは。
質素な生活がいいのさ!

ある種の人たちが賞賛するのは
 雉料理なんてもの、
そんなもの出てもナイフからこぼれ落としてしまうよ。
普通にトマト料理を出してよ、
 それにマッシュポテトも。
質素な生活がいいのさ!

僕が欲しいのは小さな家、
 大きくて広々とした家なんかいらないよ。
楽しく笑い声が鳴り響いて、
 それに愛する人がいる家がいいのさ。

主役が好きな人もいるけど、
 僕は脇役が好きなんだ、 (★)
心配や厄介事とは無縁な道さ。
 野暮で安っぽく聞こえるけど、
質素な生活がいいのさ!

[リフレイン2]
生きていて分かったのは、
 頭が冴えている時が最高だってこと、
 まるで鋭利な包丁みたいに。
僕は眠ることに夢中で、
 眠らなきゃ駄目なんだ。
質素な生活がいいのさ!

僕は木彫り細工が好きだし、
 それに安物のファイフ(横笛)なんかも吹くよ。
気をもむなんて僕の生き方じゃないし、
 張りきったり頑張りもしないさ。
質素な生活がいいのさ!

僕が目をさますと暁に出会い、
 空は晴れ渡っているんだ。
僕がスクランブルエッグにベーコンが好きなのは、
 作ってくれるのは僕の愛する人だから。

人生ってわくわく出来るはず、
 農夫の妻になりたいって人と一緒なら。
子供たちがは僕を父ちゃんと呼んでくれたら、
 僕は幸福に思えるのさ;
質素な生活がいいのさ!


※ 1946年公開の映画 Wake Up and Dream でジョン・ペイン John Payne とジューン・ヘイヴァー June Haver が歌った 陽気なバラード。当時は、サミー・ケイ楽団、ビング・クロスビー&ジミー・ドーシー楽団、ベニー・グッドマン楽団 (歌は Liz Morrow) などの録音がヒットしたという。

ジャズ系歌手に人気の曲で、アニー・ロス、ベヴァリー・ケニー、バディ・グレコ、カーメン・マクレー、 フォア・フレッシュメン、ジューン・クリスティ、メル・トーメ、ローズマリー・クルーニー、トニー・ベネット、 ダコタ・ステイトン、エラ・フィッツジェラルド、ジュリー・ロンドン、メイヴィス・リヴァース、ダイアン・ハブカ
など多くの人が歌っている。

★: 主役、脇役と訳した所のフレーズは some like the high road, I like the low road で high road は幹線道路、low road は脇道といったニュアンスだろう。スコットランド民謡 Locho Lomond の Oh ye'll tak' the high road, and I'll tak' the low road という歌詞からの引用か?



作詞: ハリー・ルビー Harry Ruby (作品リスト / dbopm リスト )
作曲: ルーブ・ブルーム Rube Bloom (作品リスト ) / dbopm リスト )
出典: 映画 Wake Up and Dream (1946) より

YouTube
■ トニー・ベネット : 若き日のアルバム Cloud 7 より
■ バディ・グレコ : ミスター・ケリーズでの弾き語りライヴ
■ アリーチェ・リッチャルディ
■ その他 検索結果


2019/07/15 訳


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