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IT HAPPENS EVERY SPRING
いつも春になると起こるんだ、世界は再び若返り、
『高い高い』と抱きかかえられて宙に舞う幼児、
回転木馬の馬はきれいに塗り替えられ、
マーチバンドのテューバのウンパパ音は、知り合いになろうよと言っている。
何か聞こえる歓声は、誰かが三盗したから、
お隣さんの子供はホームラン王になる、
君の父さんは腕をまくり上げ屋根裏部屋を掃除をするのも、
君の16歳の妹が芝居がかってしまうのも、
起こることなのさ、そう、いつもの春の出来事さ。
塗り薬で泣いてるのを糖蜜でなだめる姿、
通り過ぎるアイスクリーム・ワゴンに首を延ばす姿、
小川のさざ波の音は、ざわめく心のよう、
母なる自然は誇らしげに新品の緑の絨毯を広げる。
耐えることさ、寂しい君、君の恋人は現れるはずさ、
秋なる君の心は歌を見つけるはず。
雨粒は歌に合わせて踊るだろう、
楽しく陽気に、四月、五月、六月を歌おう、
雨が降れば土砂降りに（踏んだり蹴ったり）と言うけど、
でも雨粒は囁くかもしれないよ、囁くのは君に向けてさ。
耐えることさ、寂しい君、君の恋人は現れるはずさ、
起こることなのさ、そう、いつもの春の出来事さ。
※ 春になれば君にも恋人が出来るはずさ、と孤独な友人を励ます歌。
元は野球をテーマにした同名のコメディ映画に作られた歌で、
映画のオープニング・タイトルに流れていた（第２連まで)。
邦題はなぜか、原題とは逆の意味の『春の珍事』というタイトルが付けられている。
ゴードン＆マイロー・コンビは映画にいくつかの曲を提供しているが、
You Make Me Feel So Young が最も知られているだろう。
作曲： ジョゼフ・マイロー Josef Myrow (作品リスト )
映画 It Happens Every Spring (1949) のタイトル曲
CD, LP
● ボビー・スコット、フォア・フレッシュメン、ゴギ・グラント
YouTube
■ フランク・シナトラ
■ ゴギ・グラント
■ フォア・フレッシュメン
■ マーガレット・ホワイティング
2018/10/05 訳
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