|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
The Girl I Left Behind Me
(Brighton Camp)
(Brighton Camp version)
1. I'm lonesome since I crossed the hill
And o'er the moor and valley
Such heavy thoughts my heart do fill
Since parting from my Sally
I seek no more the fine and gay
For each doth but remind me
How swiftly passed the hours away
With the girl I left behind me.
僕は一人ぼっち、山を渡り、
荒野や谷を超えて以来、
重い考えで僕の心はいっぱいになる
僕のサリーと別れてからというもの、
もう美人や陽気な女を求めることはない、
もう何をやってもただ思い起こされるだけ、
何と時の経つことの速いことか、
僕が置き去りにした少女との時間は。
2. Oh ne'er shall I forget that night
The stars were bright above me
And gently lent their silv'ry light
When first she vowed to love me
But now I'm bound for Brighton camp
Kind heaven then pray guide me
And send me safely back again
To the girl I left behind me.
ああ、あの夜のことは忘れないだろう
星は頭上に輝き、
そして優しく白銀の光を貸せてくれ、
初めて彼女が僕を愛していると誓った。
でも今はブライトン野営地に行こうとしている、
親切な天よどうか僕をそこに導いておくれ、
そして僕を安全に戻しておくれ
僕が置き去りにした少女の所へと。
3. Her golden hair in ringlets fair
Her eyes like diamonds shining
Her slender waist, with carriage chaste
May leave the swain repining
O God above! O hear my prayer!
Thy beauteous fair to bind me
And send me safely back again
To the girl I left behind me.
美しい巻毛の彼女の黄金色の髪よ！
彼女の瞳はダイヤの輝きのようだ、
彼女のほっそりとした腰、それに慎み深い身のこなし、
切望する若者のためにそのままに。
ああ天の神よ！ ああ僕の祈りを聞いておくれ！
僕をとりつくそなたのうっとりするほどの美しさ、
そして僕を安全に戻しておくれ
僕が置き去りにした少女の所へと。
¶ ブライトン Brighton は英国、米国北部双方にある地名。
(Irish ballad version)
1. The dames of France are fond and free,
2. For she's as fair as Shannon's side,
3. She says, "My own dear love, come home,
4. For never shall my true love brave,
And Femish lips are willing,
And soft the maids of Italy,
And Spanish eyes are thrilling;
Still, though I bask beneath their smile,
Their charms fail to bind me,
And my heart falls back to Erin's Isle,
To the girl I left behind me.
フランスの淑女は愛らしく気まま、
フランドルの唇は欲しており、
イタリア乙女の柔らかさ、
スパニッシュの瞳はぞくぞくさせる。
それでも、僕は彼女たちの微笑みに温もりを感じても、
あの魅力は僕を引き留めはせず、
我が心はエリン島へと引き戻される、
僕が置き去りにした少女の元に。
And pourer than its water,
But she refused to be my bride,
Though many a year I sought her;
Yet, since to France I saild away,
Her letters oft remind me,
That I promised never to gainsay,
The girl I left behind me.
彼女はシャノン川の岸のごとくに麗らかで、
その水よりも純粋、
でも彼女が断ったのは僕の嫁になること、
それでも僕は何年にもわたり彼女を求めて来た。
でも、フランスへと出帆して以来、、
たびたび彼女の手紙で思い起こされる、
決して拒絶しないとの約束、
僕が置き去りにした少女に。
My friends are rich and many,
Or else, abroad with you I'll roam,
A soldier stout as any.
"If you'll not come, nor let me go,
I'll think you have resigned me,"
My heart nigh broke when I answered "No,"
To the girl I left behind me.
彼女が言ったのは、『私の愛する人、帰って来て、
私には裕福な友人がいっぱいいるの、
それとも、あなたと共に国を出て放浪するわ、
どこにでもいる屈強な兵士のように。
『もしあなたが帰って来ず、私を行かせないのなら、
あなたは私をあきらめたと思うわ、』
僕の心は張り裂けんばかりだった、君に『ノー』と答えたときは。
僕が置き去りにした少女に。
A life of war and toiling,
And never as a skulking slave,
I'll tread my native soil on;
But were it free or to be freed,
The battle's close would find me
To Ireland bound, nor message need
From the girl left behind me.
まことの恋人へ勇敢であろうとしなかった、
戦と闘いの人生において、
こそこそ隠れる奴隷のようでもなかった、
僕は生まれ故郷の土を踏もう。
でも自由気ままだったのか、それとも自由の身になったのか、
戦闘の終わりが僕に気づかせるのは
アイルランドの地へと、便りがなくとも、
僕が置き去りにした少女からの。
※ 出兵した若者が故郷に残した恋人を思うアメリカ／英国／アイルランド民謡、軍行進歌。 出典には諸説あるが、少なくとも原型となる歌は18世紀後半にアイルランドで出版されたようだ。英国では現在モリス・ダンスの伴奏曲としられているが、19世紀前半は英国軍 Brighton Camp として歌われていたが、米英戦争 (1812) で捕虜となった英国兵士歌っていたことから、米国兵士にも広がりアメリカ西部民謡、軍歌として定着したようだ。この歌はまた19世紀中ごろの南北戦争時代に南北双方の兵士の間で歌われた人気の歌であり、ジョン・フォード監督の「アパッチ砦」などの西部劇でも聞かれる。
歌詞はいろいろなヴァリエーションが存在するが、Brighton Camp version と Irish Ballad version と仮に付けた２つの歌詞を訳した。 You Tube ではいずれも聞かれるが 1, 2 コーラスまでしか歌われていないようだ。
YouTube
■ Brighton Camp 版 : 投稿者コメントには「英国陸軍の古典的出兵歌。様々な歌詞がつけられたが、これは最も初期のものでおそらく「七年戦争 (1756-1763)」 頃の物だろう」 との説明がされている。
■ Irish Ballad 版
■ YouTube 検索
18世紀後半のアメリカ／英国／アイルランド民謡、軍行進歌
作詞： 不明（possibly Thomas Moore)
作曲： 不明（1758～ 70, アイルランド曲 Brighton Camp を元にしたという説あり）
2016/10/20 訳
ページトップへ
上位メニューへ