AFTER YOU GET WHAT YOU WANT,
YOU DON'T WANT IT

[Verse 1]
Listen to me, honey dear,
Something's wrong with you I fear ―
It's getting harder to please you,
Harder and harder each year.
I don't want you to make you blue,
But you need a talking to:
Like a lot of people I know,
Here's what's wrong with you:

聞いてちょうだい、ハニー
あなたにはいけない所があると思うの ―
あなたを喜ばせるのは難しくなって来てるの、
毎年毎年難しくなってきてるのよ。
あなたを悲しませたくないけど、
でも言わなきゃね。
私の何人もの知り合いに言ってきたように、
あなたのいけない所はね...

[Chorus]
After you get what you want you don't want it.
If I gave you the moon,
You'd grow tired of it soon.

You're like a baby ―
You want what you want when you want it,
But after you are presented
With what you want, you're discounted.

You're always wishing and wanting for something;
When you get what you want,
You don't want what you get.

And though I sit upon your knee,
You'll grow tired of me,
'Cause after you get what you want,
You don't want what you wanted at all.

あなたは欲しいものが手に入った後で要らないってなる人。
私が月をあげたとしても
直ぐにあなたは飽きてしまうわ。

まるで赤ちゃんみたいよ...
欲しいと思ったものがあればすぐに欲しがるのに、
プレゼントしてあげた直ぐ後で、
あなたが欲しがっていたものを、あなたときたら安物あつかいするの。

あなたはいつだって何かを望み欲しがっている。
あなたが欲しいものを手に入れた途端に、
手にしたものが要らなくなるの、

だからあなたの膝に座っていても、
あなたときたら私に飽きてしまうの。
だってあなたときたら欲しいものが手に入った後は、
欲しかったものが全く要らないってなる人だから。

[Verse 2]
Don't you say that I'm unkind;
Think it over and you'll find
You've got a changebale nature:
You're always changing your mind.
There's a longing in your eye
That is hard to satisfy;
You're unhappy most of the time.
Here's the reason why:

(repeat chorus)

私が不親切なんて言わないで。
考えれば分かるでしょ
あなたは気まぐれな性格だってことが。
あなたは常に気分を変えているの。
あなたの目は切望しているけど
満足させるのは難しそうね。
あなたはいつだって不幸なの。
その理由はね...

(コーラス繰り返し)

※ 誰かが持っているものを何でもおねだりする子供を諭すような口調で、恋人への不満を述べるノヴェルティで、何を欲しがっているのかは分からないがセックスへのほのめかしにも感じられる。
バーリンのティン・パン・アリー・ソングでヴォードヴィル・コンビのヴァン&シャンクが紹介しレコードも大ヒットしたが、およそ30年後のミュージカル映画「ショーほど素敵な商売はない」 (1954) でマリリン・モンローが歌ってこの歌はよみがえることになった。
ナット・キング・コールも録音したらしいが、最近のジャズ歌手ではジョイス・ブリーチの録音がある。(Joyice Breach & William Roy : Love Is the Thing (Audiophile record)

YouTube
■  テレビ・ドラマ・シリーズ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のサウンド・トラック : 歌はキャシー・ブライア
■  マリリン・モンロー(映画のクリップ)
■  ヴァン&シャンク (1920) のヒット・レコード


作詞・作曲: アーヴィング・バーリン Irving Berlin (1920)


2014/11/15 訳


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