WHAT CAN I SAY AFTER I SAY I'M SORRY?

何を言うか言葉に詰まるんだ、
ねえ、僕がごめんと言った後は
何をしたら良いんだい、
僕がごめんと思っていることを君に証明するために
一体君を困らせるためにしたことじゃないんだ
もし君を好きでなかったら、
こんな気持ちにはならなかったはずなのに　（★）
(もし嫌いなら、そんなつもりじゃなくて、そうしたかったんだ、本当さ　★★)
でも良し悪しは別として、
僕は君に文句はないよ
僕が君に似ている娘を選んで
君を恥ずかしめるなんて出来るわけがないよ
君を泣かしてしまったのは知っているし、
本当にごめんと思っているよ、ねえ
だから言葉に詰まるんだよ、
ねえ、僕がごめんと言った後は

※： この曲は 1926年にエイブ・ライマン楽団がヒットさせたものらしい。 曲名は "What Can I Say Dear" や "After I Say I'm Sorry" とクレジットされることもある。

★　の行は手持ちレコードのほとんどの歌手は、次のような歌詞で歌っている。
　　"If I didn't care I wouldn't feel like I do, "

★★　しかしナット･キング･コールは下のような歌詞で歌っており、彼のトリビュートアルバムを歌ったジョン・ピザレリもこの歌詞を採用している。
　　"If I didn't care, I wouldn't, I'd like, I'd do.. "
青字で訳したラインはその訳だが、しどろもどろになってなにを言っているか分からない状態にも感じる。

作詞・作曲：　ウォルター・ドナルドソン、エイブ・ライマン Walter Donaldson, Abe Lyman (1926)

CD, LP
● アン・ギルバート Ann Gilbert : イン・ア・スゥインギン・ムード
● カーメン・マクレー Carmen McRae : For Cool Ones (Decca)
● ダイナ・ショア Dinah Shore : ブルースの花束 (RCA) , ビバシャス (RCA)
● ドリス・デイ Doris Day : Love Me or Leave Me (Columbia)
● フランク・シナトラ Frank Sinatra : クラシック・イヤーズ（日本コロンビア）
● ジョー・スタッフォード Jo Stafford : Jo + Jazz (Corinthian)
● ジョン・ピザレリ John Pizzarelli : Dear Mr. Cole (RCA)
● キング・プレジャー Original Moody's Mood for Love (Prestige)
● ミンディ・カーソン Mindy Carson : Baby, Baby, Baby (Columbia)
● モニカ・ゼタールンド Monica Zetterlund : The Lost Tape
● ナット・キング・コール Nat King Cole : Vocal Classics (Capitol)
● ペギー・リー Peggy Lee : ピート・ケリー・ブルース　(Decca)

YouTube
■　エイブ・ライマン楽団 (1926)

2006/04/01 訳
2012/05/01 レイアウト変更等

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