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I THINK IT'S GOING TO RAIN TODAY
壊れた窓にがらんとした廊下
※
作詞・作曲： ランディ・ニューマン Randy Newman (1968)
CD
2010/05/15 訳
青白く生気のない月が空に
灰色の雲が縞状にかかる
人間の優しさがこぼれている
だから今日は雨だろうと思う
案山子は最新の着物を装い
愛を寄せ付けない凍った表情
人間の優しさがこぼれている
だから今日は雨だろうと思う
寂しい、寂しい
足元には空き缶
通りに蹴り出そうかと思う
足元には空き缶
通りに蹴り出そうかと思う
いいじゃない
それが友達への思いやり
目の前に明るく光る
サインが私に懇願する
貧しい者を助けそして道を示せと
人間の優しさがこぼれている
だから今日は雨だろうと思う
だから今日は雨だろうと思う
Human kindness is overflowing
And I think it's gonna rain today.
という表現はいかにもシンガー・ソングライターの作る歌詞と感じる。
overflow とは溢れ出るほど豊富ということか、それとも人間の優しさが無駄に流れ出ることなのか？正直な所よく分からない歌だが、ひしひしとした寂寞感、疎外感を受ける歌。
シンガー・ソングライターであるランディ・ニューマンが1968年に彼の最初のアルバムに収録した曲。ニーナ・シモン以外にも、ジュディ・コリンズ、エヴァリー・ブラザーズ、クローディヌ・ロンジェ、ダスティ・スプリングフィールドなどもカヴァーしたニューマンの初期スタンダード。
ランディ・ニューマンの父方の叔父、アルフレッド・ニューマン、ライオネル・ニューマン、エミール・ニューマンはいずれも映画音楽家であるが、ランディ自身も後に映画音楽家となりディズニー／ピクサー映画の作品などを手掛けるようになった。
● ニーナ・シモン Nina Simone and Piano (RCA)
2012/11/20 エッセイ → 訳詩 に移行
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