We'll Gather Lilacs 日本語訳

WE'LL GATHER LILACS (IN THE SPRING TIME)

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[Verse 1]
Although you’re far away
And life is sad and grey,
I have a scheme, a dream to try,
I’m thinking, dear, of you
And all I meant to do
When we’re together, you and I.
We’ll soon forget our care and pain
And find such lovely things to share again.

[Refrain]
We’ll gather lilacs in the spring
Again
And walk together down an Eng-
Lish lane
Until our hearts have learned to sing
Again
When you come home once more.

And in the evening by the firelight’s glow
You’ll hold me close and never let me go.
Your eyes will tell me all I want to know,
When you come home once more.

[Verse 2]
We’ll learn to love anew
The simple joys we knew
And shared together night and day.
We’ll watch without a sigh
The moments speeding by
When life is free and hearts are gay.
My dream is here for you to share
And in my heart my dream becomes a prayer.

[ヴァース１]
あなたが遠くにいたとしても
そして生活は惨めで灰色でも、
私には計画があるの、やってみたい夢が、
私が考えているのは、ねえ、あなたのこと
そしてしようとしていることとは
いつか一緒になったときのこと、あなたと私が。
私たちはすぐに互いの気がかりや痛みを忘れるでしょうね、
そして二人でこんな愛らしいことを見つけましょう。

[リフレイン]
春になったら二人でライラックの花を集めましょう
　また再び
そして二人で道を歩きましょう
　英国風庭園の
私たちの心が歌えるようになるまで
　また再び
あなたが家にまた戻ってきた時には。
そして夕べには暖炉の炎のそばで
あなたは私をきつく抱きしめ
　もう決して私を離さないようにするの。
あなたの瞳は私の望んでいた言葉を語るの、
あなたが家にまた戻ってきた時には。

[ヴァース２]
二人はまた愛していると気づくでしょう
私たちの知っていた単純なよろこびを
そして夜も昼も二人だけのもの。
私たちはため息をつくこともなくお互いを見つめ合い
時はあっというまに立つでしょう
気兼ねなく明るい生活になったときには。
私の夢はこんなふうにあなたと共に迎えること
そして心の中では夢が祈りに変わるの。

※　あまりなじみがないかもしれないがイギリス生まれで、アメリカのポピュラー・ソングとは趣を異にするこの歌は、１８世紀後半の４人の男女の愛憎から始まり曾孫の代になってそれぞれ結ばれるという内容のロンドン・ミュージカル Perchance to Dream のために書かれたもの。
フランク・シナトラも英国のポピュラー・ソングをテーマにしたアルバムで歌っているが、 You Tube ではいくつかヒットするのでイギリスではスタンダードなのかもしれない。

作詞・作曲のアイヴォア・ノヴェロはウェールズ生まれの、作曲家・歌手・俳優であり２０世紀前半に英国で最も人気のあったエンターテイナーの一人。ロバート・アルトマン監督の「ゴスフォード・パーク」 (Gosford Park (2001)) ではヒッチコック映画「下宿人」に出た頃のノヴェロの姿が描かれており、彼の歌に聞き入るメイドたちの姿に、当時の彼の人気のほどがうかがえる。

なお英国でその年の最も優れた歌に贈られる、アイヴォア賞は彼から来ている。

参考資料：
● 「ミュージカルが≪最高≫であった頃」（喜志哲男著、晶文社）
● wiki : Ivor Novello
● The Guide to Musical Theatre

作詞・作曲：アイヴォア・ノヴェロ Ivor Novello
出典：ロンドン・ミュージカル　Perchance To Dream (1945) より

CD
● ジュリー・アンドルーズ Julie Andrews Sings Arlen, Berlin, Carmichael, Coward, Gershwin, Kern, Lerner-Loewe, Navello, Porter, Rogers-Hart, Rogers-Hammerstein, Weill with Irwin Kostal and His Orchestra (RCA record)

YouTube
■　ミュリエル・バロンとオリーヴ・ギルバート Muriel Barron and Olive Gilbert 　：　この二人は Perchance to Dream に出演した歌手らしい。

2010/02/27 訳
2012/11/20 エッセイ → 訳詩に移行

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