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DREAM DANCING
［ヴァース］
影が黄金色の
夕日を包み込む時
そして再び星が上空に輝くと、
僕は微笑み、ねえ君、
知っているのさそこでの僕は
再び生を満喫し、再び愛を感じられると。
［リフレイン］
一日が終われば、
夜が続くよね
明け方まで
僕は何をすると思う？
君の手を取り
眠りの国をさまよいながら、
君と夢の中で踊るのさ。
僕らの踊る場所は
晴れ渡った青空と
緑の草地の間の、
露が輝くところ。
大いなる悦び、
いつだって僕が過ごすのが
君と夢の中で踊る時には。
夢の中の踊り、
ああ何て幸せな天の恵み。
君に触れ、君を抱き寄せるのは、ずっと
夜が続く間、
だから僕を愛していると言っておくれ、ねえ、
そして一生僕に続けさせておくれ
夢踊りを、
踊りの楽園にまで、
君と夢の中で踊るのさ。
遅咲きのスタンダード
※ 軽快で無邪気な内容の歌。作詞と作曲の両方を行うコール・ポーターだが歌詞の面白みよりどちらかというと曲の魅力の方がより大きな割合を占めるだろう。
元はフレッド・アステアとリタ・ヘイワース主演のミュージカル You'll Never Get Rich (1941) のために書かれ、アステアが歌ったものだが映画では歌のシーンはカットされ二人のダンスシーンで曲のみが使われた。更にデルタ・リズム・ボーイズと共演したアステアのレコードが発売されたものの、 ASCAP のストライキとも時期が重なりラジオでオンエアされることがなく簡単に忘れさられる結果となった。 1957年の映画 This Could Be the Night のナイトクラブシーンに使われたこともあるが、ポーター存命中 (1891-1964) には日の目をみることはなかった。しかし、1970年代以降トニー・ベネット(1977) 、エラ・フィッツジェラルド (1978) 、メル・トーメ (1983) などが取り上げるようになり、徐々に知られるようになった。
近年はジャズ演奏曲としても使われることが多くなり、wikipedia では徐々にスタンダードの地位を奪い取った旨の記述がされており、JazzStandards.com においてもランク 910 位に位置されている （909位は At Long Last Love, 911位は Brazil)
作詞・作曲： コール・ポーター Cole Porter
CD, LP
YouTube
2012/08/05 訳
出典： 映画 You'll Never Get Rich (1941) のために書かれた（映画では曲のみ）
● アン・トーマス Ann Thomas : Sweet and Swinging
● マーリーン・ヴァープランク Marlene VerPlank : A Quiet Storm (Audiophile)
● メル・トーメ Mel Torme with George Gershwin : An Evening at Charlies (Concord)
● トニー・ベネット Tony Bennett & Bill Evance : Together Again (Fantasy, 1977)
■ ステイシー・ケント
■ モニカ・レイミ Monica Ramey
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