［Verse］
Shades of night are creeping
Willow trees are weeping
Old folks and babies are sleeping

Silver stars are gleaming
All alone I'm scheming
Scheming to get you out here
My dear

夜の影が忍び寄り
柳の木は泣いている
老人も赤ん坊も眠りについている。

星は銀色に輝き
ただ一人で僕は企てる
君をここから連れ出すというたくらみ
愛しの君を...

［Refrain］
Come
Tip toe through the window
Where the window is where I will be
Tip toe through the tulips with me.

Tip toe from your pillow
To the shadow of a willow tree
And tip toe through the tulips with me.

Knee deep in flowers we'll stray
We'll keep the showers away.

And if I kiss you in the garden
In the moonlight
Will you pardon me
Come tip toe through the tulips with me.

さあ
忍び足で窓を抜けて
その窓には僕がいるよ
僕と忍び足でチューリップ畑を通り抜けよう。

忍び足で君の枕元から
柳の木影まで
僕と忍び足でチューリップ畑を通り抜けよう。

膝の高さまである花畑を僕らは歩き
影に姿をひそめていようよ。

そして畑で君をキスし
月明かりの下で、
君は僕を許してくれるのなら、
さあ忍び足でチューリップ畑を通りぬけようよ。

※　ワーナー・ブラザーズのテクニカルカラー映画であり、最初のゴールドディガーズ映画である Gold Diggers of Broadway （邦題：ブロードウェイの黄金時代）で、ギタリスト＆歌手のニック・ルーカスが紹介した。ルーカスはジャズギターのパイオニアらしく wiki には「ジャズギターの祖父」との記述があったが、歌手としてのピークは 1920s - 1930s であった。ロバート・レッドフォード主演の The Great Gatsby (華麗なるギャツビー, 1974) ではルーカスの I'm Gonna Charleston Back to Charleston, When You and I Were Seventeen, "Five Foot Two, Eyes of Blue" が聞かれる。

この歌はニック・ルーカスのシグネチュアソングだが、1968 年にウクレレ奏者＆歌手のタイニー・ティム Tiny Tim がファルセットで歌いリヴァイヴァルヒットさせたため、どちらかというと一般のアメリカ人はタイニー・ティムの歌というイメージの方が強いらしい。

作詞：　アル・デュビン Al Dubin
作曲：　ジョー・バーク Joe Burke (Joseph A. Burke)
ワーナー映画 Gold Diggers of Broadway (1929) でニック・ルーカスが紹介

CD
●　ボビー・トゥループ Bobby Troup : Stars of Jazz (RCA)
●　イーディー・ゴーメ Eydie Gormé : Vamps the Roaring 20's (Probe)
●　ジゼル・マッケンジー Gisele MacKenzie : These Foolish Things (RCA)
●　ニック・ルーカス Nick Lucas : ハリウッド玉手箱

YouTube
■　映画 Gold Diggers of Broadway のクリップ 　：歌はニック・ルーカス
■　1944年のニック・ルーカスの映像