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THE OBJECT OF MY AFFECTION
The object of my affection
Can change my complexion
From white to a rosy red
Anytime he holds my hand
And tells me that he's mine
There are many boys who can thrill me
And some who can chill me
But I'll just hang around
And keep acting like a clown
Until he says he's mine
Now I'm not afraid that he'll leave me
He's not the kind who takes a dare
But instead I trust him implicitly
He can go where he wants to go
Do what he wants to do, I sure don't care
Oh, the object of my affection
Can change my complexion
From white to a rosy red
Anytime he holds my hand
And tells me that he's mine
The object of my affection
Can change my complexion
From white to a rosy red
Anytime he holds my hand
And tells me that he's mine, all mine
私の愛の対象は
私の顔色を変えてしまう、
白から薔薇色に。
いつだって彼が私の手を握り
彼が私の者だと言ってくれるんなら。
私をわくわくさせてくれる男の子は多いわ、
それに私に寒気をもよおさせる人も何人かは、
でも私はぶらつくだけにするの。
それから道化師を演じ続けるわ
彼が私のものだと言ってくれるまで。
所で彼が私を置き去りにしても怖くはないの；
彼は大胆なことをする人じゃないから。
でもその代わり私は暗黙のうちに彼を信頼するわ ―
彼は行きたいところ何処でも行けるし、
好きなことをしても、私は気にならないの。
私の愛の対象は
私の顔色を変えてしまう、
白から薔薇色に。
いつだって彼が私の手を握り
彼が私の者だと言ってくれるんなら。
（ボスウェル・シスターズのエンディングタグ）
でも結局そうなの
私の顔は赤くなってしまう
じらすのをやめないで
生きがいを見つけたの
私の愛の対象を
※ 片思いの歌詞ながら軽快な曲調でハッピーな雰囲気をもつ歌。
曲を作ったピンキー・トムリンについての wikipedia, The Tin Pan Aley Song Encyclopedia 等の記載を抜粋してまとめると、
『Truman "Pinky" Tomlin は、1930-40 年代に活躍した歌手、ソングライター、バンドリーダーであり生涯に 22曲程の曲を作っているが In Ole Oklahoma は州歌にもなっている。
彼のあだ名「ピンキー」は彼の赤い髪と顔がすぐ赤くなることから来ているという。彼は16歳の時にセントルイスの遊覧船でルイ・アームストロング楽団のバンジョー奏者として雇われたこともある。この時彼はギターを習得したが、これが後のニューヨークのロキシー劇場やハリウッドのビルトモア舞踏場でのライヴに役立つこととなる。
「オブジェクト...」は彼がオクラホマ大学時代に作曲したもので、バンドリーダーのジミー・グリアーが採用したものだがグリアーはトムリンにバンドでこの歌を歌うよう勧めたという。この歌はオクラホマ大学の女学生ジョアンに捧げたものだが、後に二人は結婚し生涯を共にしている。
「オブジェクト...」は大ヒットしたが、エラ・フィッツジェラルドはハーレムのアポロ劇場での最初のトライアウトでこの歌を選び二人は生涯の友となった・・・
初期のヒットとしてボスウェル・シスターズがあるが、他の録音としてライオネル・ハンプトン、テディ・パウェル、ディック・ヘイムズ、ラス・モーガン、ジャンゴ・ラインハルトなどがある。
トムリンは映画 Times Square Lady (1935) でゲイラー楽団をバックに歌った。また彼らの録音は 1973年の映画 Paper Moon でも聞かれる。またジャネット・ブレアはドーシー兄弟の伝記映画 Fabulous Dorseys (1947) で歌っていた。その他 One More Spring (1935), The Object of My Affection (1998) でもこの曲が聞かれる』 とある
なおボスウェル・シスターズのエンディングタグは聞き取りによる。
作詞・作曲： ピンキー・トムリン、コイ・ポー、ジミー・グリアー Pinky Tomlin, Coy Poe, Jimmie Grier (1934)
CD
● ボスウェル・シスターズ Boswell Sisters
● ディーン・マーティン Dean Martin : Pretty Baby (Capitol)
YouTube
■ ジャンゴ・ラインハルト ： ジャンゴのソロは聞かれない
■ ボスウェル・シスターズ
■ ピンキー・トムリン
■ ジャネット・ブレア― ：映画「ドーシー兄弟物語」のクリップ
2012/02/10 訳
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