I NEVER KNEW (THAT ROSES GREW)

ちっとも知らなかったよ、
薔薇が咲き誇ったことも、
それに空が青かったか灰色だったかも。

ちっとも知らなかったよ、
そよ風が吹いた時は、
夏の息吹が話せることもね。

ちっとも知らなかったよ、
愛によってなせることを、
君に会うまではちっとも。


※　元はピアニスト、作曲家のバンドリーダー、テッド・フィオリト楽団によって紹介された曲。しばしば1920年のヒット曲 I Never Knew That I Could Love Anybody と区別するため、 I Never Knew That Roses Grew と表記されることが多い。
テッド・フィオリト楽団の演奏は、木魚？（temple block) とハモンドオルガンをフィーチャーしたスロー・バラードであったという。
ガス・カーンの歌詞は特筆すべきものでもないが、しかし、ルイ・アームストロング、レスター・ヤング、チャーリー・クリスチャンなどが演奏し、軽快なジャズナンバーとして認知されるようになった。
映画では、ドリス・デイがガス・カーンの伝記映画　I’ll See You In My Dreams (1951)、ペギー・リーが　Pete Kelly’s Blues (皆殺しのトランペット, 1955) で歌った。
その他1950年代には、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ナット・キング・コールなどの録音もある。



作詞： ガス・カーン Gus Kahn
作曲： テッド・フィオリト Ted FioRito (1925)

歌
●ダリル・シャーマン Daryl Sherman : Look What I Found
●フォア・フレッシュメン The Four Freshmen : Five Guitars (Capitol)
●ジミー・ラッシング Jimmy Rushing with Dave Brubeck (CBS)
●ジョニー・マーサー Johnny Mercer with Paul Weston Orchestra (Hindsight)
●パティ・ペイジ Patti Page : East Side, West Side (EmArcy)
●ペギー・リー Peggy Lee : Pete Kelly's Blues (Decca)

2011/05/14 訳
2013/03/01 レイアウト変更等

Home　（ホームページ）　　 Menu　（上位メニュー）