THERE'LL BE ANOTHER SPRING

泣かないで、
　また春は来るのだから。
確かなのは私たちの心が
　再び踊りそして歌うことよ。
だから待っていて下さい
　その時まで。

喜びましょう、
　鳥は羽ばたき、
いつか愛し合い
　笑いあうことを。
ただなりゆきを見守るのよ。

今もあなたを愛しているし、
いつまでも愛し続けるわ。
ねえ、そんなに悲しまないで。
きっと一緒になれるのだから。

空は高くにあるほど
　青くなってゆくのだから、
ただあなたが私を
　信じ続けてくれたなら、
また春はくるでしょう。


※　歌詞の内容からまるで戦時歌謡――出兵する兵士と恋人の再会を誓った別れ――のようにも感じるが、単に男女の別れを歌ったもののようだ。
発表されたのは、ペギー・リーとジョージ・シアリング共演のライブ盤 Beauty and the Beat (タイトルが「美女と野獣」 (Beauty and the Beast) をもじっている）

1950年代の「赤狩り」に立ち向かう報道キャスターたちを描く映画「グッドナイト＆グッドラック」 (Godnight, and Good Luck, 2005) ではダイアン・リーヴスが歌い話題になったこともある。またダイアナ・クラールのアルバム Love Scene (1997) のボーナストラックとして収録されているらしい。


作詞・作曲： ペギー・リー、ヒュービー・ホィーラー Peggy Lee, Hubie Wheeler (1959)


歌：


2011/02/12 訳
2013/03/01 レイアウト変更等

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